グラフィックスカードの目玉は2つ。1つは、EVGAの「GeForce GTX 560 Ti 2Win」だ。GeForce GTX 560 Tiを2基搭載した独自設計のカードで、長さは292.1ミリ。スロット3段分の空きが必要になる。価格は5万3000円弱。
ツートップ秋葉原本店は「ベンチマークによってはGeForce GTX 580よりもかなり高いスコアが出るみたいですね。補助電源が8ピン×2基、または6ピン×4基も必要なのは気になりますが、SLIが効く環境ならコストパフォーマンスも悪くなると思います」と話していた。
もう1つは、SapphireのRadeon HD 6450カード「FLEX HD6450」だ。エントリークラスのGPUを搭載しながら、DVI出力のみで3画面出力できる「flex edition」シリーズに属している。ロープロファイル対応で、スロットを2段占有するがファンレス仕様になっているのも特徴だ。価格は8000円弱。なお、基板の映像出力は2基のDVIと1基のHDMIとなるが、HDMIからDVIに変換するケーブルを付属しており、何も足さずに3画面環境が構築できる。
入荷したパソコンハウス東映は「グラフィックス性能はそれほど求めないけど、画面は広いほうがいいという人に最適なカードです。ディスプレイも安くなっていますから、今なら3万円もあればフルHD液晶2枚とこのカードが買えてしまいますしね」と評価していた。
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