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» 2012年01月06日 02時01分 UPDATE

Lenovo、デュアルCPUでデュアルOSな「ThinkPad X1 Hybrid」

Lenovoは、Core iシリーズとクアルコムのデュアルコアARMでOSを使い分けるハイブリッドなThinkPad X1を発表した。登場するのは2012年の第2四半期だ。

[ITmedia]

LenovoのHybridはこう進化した!

kn_tpx1hybrd_01.jpg ThinkPad X1 Hybridのボディは従来のThinkPad X1とほぼ共通する

 Lenovoは、1月6日にThinkPad X1シリーズの最新モデルとして、「ThinkPad X1 Hybrid」を発表した。出荷開始は2012年第2四半期の予定で、現時点で詳細な仕様は明らかでない。

 ThinkPad X1 Hybridは、CPUにインテルのCore iシリーズ(搭載可能モデルとしてCore i7、Core i5、Core i3が挙がっているが、具体的なプロセッサーナンバは明らかでない)のほかに“クアルコムのデュアルコアARM”も搭載する。また、OSもWindows 7シリーズに加えて、“独自にカスタマイズしたAndroidベースのOS”を導入する「デュアルCPU、デュアルOS」システムを構築する。なお、AndroidはLenovoがカスタマイズをしているため、Androidマーケットなど、Androidのために用意されたサービスで利用できないものがある。

 クアルコムのデュアルコアARMとAndroidベースのカスタムOSが有効になったモードをLenovoは「Instant Media Mode」(IMM)と呼ぶ。システムの消費電力は、Windows OSとCore iシリーズが有効になった状態と比べて半分程度に抑えられ、IMMにおけるバッテリー駆動時間は10時間以上になる。なお、IMMで利用するデータストレージは、16Gバイトのフラッシュメモリを利用する。

 IMMでは、動画コンテンツや、静止画、音楽の再生、そして、Webページの閲覧が行える。また、Rapid Chardgeも利用でき、充電開始から約30分で容量の80パーセントまで蓄えることが可能だ。

 ThinkPad X1 Hybridのボディは厚さが最薄部で0.6インチ未満、重さも4ポンドを下回る。13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、液晶パネルはコーニングのゴリラガラスで覆う。“通常の”ノートPCモードで有効になるCPUには、Core i7シリーズ、Core i5シリーズ、Core i3シリーズの搭載が可能で、OSはWindows 7シリーズになる。本体には、オプションで“モバイルブロードバンドコントローラ”を内蔵する。

 また、インテルのvProテクノロジーにも対応し、リモート制御をサポートするHDDの暗号化が利用できる。本体には指紋センサーも搭載する。サウンドでは、Dolby Home Theater v4に対応し、映像出力インタフェースではHDMI以外に、インテルのワイヤレスディスプレイテクノロジーのサポートで、1080pクラスのストリーミング動画を無線接続のテレビやプロジェクタで再生できる。

 出荷開始は2012年第2四半期の予定で、価格は1599ドルからとなる見込みだ。

kn_tpx1hybrd_02.jpgkn_tpx1hybrd_03.jpg ThinkPad X1 Hybridは、通常モードでインテルのCore iシリーズを載せたハードウェアでWindows 7シリーズのOSを動かすが(写真=左)、Lenovoが「Instant Media Mode」と呼ぶ状態ではクアルコムのデュアルコアプロセッサとLinuxベースのカスタムOSが有効になる(写真=右)

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