Lenovo、Ideaシリーズ新モデルを大量一斉発表2012 International CES(2/2 ページ)

» 2012年01月09日 16時22分 公開
[ITmedia]
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IdeaPad Zシリーズ

 IdeaPad Zシリーズでは、「IdeaPad Z580」「IdeaPad Z480」「IdeaPad Z380」を投入する。出荷開始は2012年4月の予定で、価格は599ドルの見込みだ。すべてのモデルでボディカラーにアンバーオレンジ、アップルグリーン、チェリーレッド、コーラルブルー、グラファイトグレー、そして、ポニーピンクのバリエーションを用意する。

 グラフィックス機能は、NVIDIAのGeForce GT640M(グラフィックスメモリは2Gバイト実装)を利用する。搭載する液晶ディスプレイは、IdeaPad Z580が15.6型ワイド、IdeaPad Z480が14型ワイド、IdeaPad Z380で13.3型ワイドとなる。いずれも解像度は1366×768ドットだ。本体にはBlu-ray Discドライブを内蔵するほか、HDMI出力を搭載、ほかに、インテルのWiDiもサポートする。

IdeaPad Z380のポニーピンクモデル

Lenovo Gシリーズ

 Lenovo Gシリーズは「Lenovo G480」「Lenovo G580」「Lenovo G780」の3モデルが登場する。出荷開始は2012年6月からの予定で、価格は399ドルになるとみられる。搭載する液晶ディスプレイのサイズは、それぞれ、14型ワイド、15.6型ワイド、17.3型ワイドになる。

IdeaCentre Bシリーズ。

 タッチパネルを内蔵する液晶一体型PCのIdeaCentre Bシリーズは、「IdeaCentre B540」「IdeaCentre B340」が登場する。出荷開始は2012年6月で、価格は699ドルの見込みだ。IdeaCentre B540は、23型ワイド液晶ディスプレイを搭載する。CPUにはインテルのCoreプロセッサファミリー(型番は明らかにしていない)を採用し、グラフィックス機能では、外付けGPUのGeForce GT 650M(グラフィックスメモリは2Gバイトを実装)を利用する。IdeaCentre B340では、21.5型ワイドの液晶ディスプレイを採用する。

 どちらのモデルも、テレビ機能を実装するほか、本体に用意した専用ボタンを1回操作するだけでPCの画面とテレビの画面のピクチャーインピクチャーを入れ替える「OneKey TV」機能を用意した。また、本体のディスプレイとPCに接続したディスプレイのそれぞれに、PCとテレビの画面を表示することも可能だ。

IdeaCentre B340

IdeaCentre K430、Lenovo H530s

IdeaCentre K430

 タワー型のIdeaCentre K430では、性能だけでなく拡張性も重視する。Power Control Switchでは、性能と消費電力のバランスを「Turbo」「Cool」「Auto」(TurboとCoolをシステムが自動で切り替えるモード)の3種類で切り替えられる。

 グラフィックス機能ではマルチGPU環境の構成に対応し、NVIDIAのSLI、または、AMDのCrossFireXのどちらも選択可能だ。

 システムメモリはDDR3を32Gバイト実装し、HDDではRAID 0を構築した構成を用意する。最大容量は4TバイトのHDDと128GバイトのSSDの組み合わせを搭載可能だ。また、Universal Storage Module(USM)インタフェースドッキングをPCケース正面に用意して、USM対応のHDDを内蔵する。

 デスクトップPCでは、このほかに、スリムケースを採用するLenovo H530sも登場する。IdeaCentre K430の出荷開始は2012年5月で、価格は599ドルの見込み、Lenovo H520sの出荷開始は2012年6月で、価格は499ドルの見込みだ。

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