Lenovoは、2012 CESにおいて、CES Unveiled、プレスカンファレンス、Intel基調講演、そして、プライベートブースなど、自社製品を紹介する機会を多く用意した。特に、プレスカンファレンスでは、ノートPC、タブレットデバイス、スマートフォン、そして、スマートテレビにいたる、数多くの製品に言及している。しかし、2012 CES直前にリリースして、日本のユーザーが注目した「IdeaTab S2-10」は、製品を見せるだけで詳しい説明がなかった。
Lenovoのスタッフによると、プレスカンファレンスでIdeaTab S2-10の扱いが少なかったのは、紹介する製品の優先順位でIdeaPad S2-10が高くなかったからという。
Lenovoでは、ThinkPad Tabletにキーボード搭載フォリオケースをオプションで用意している。キーボードとポインティングデバイスでAndroidの操作がほぼ可能と、キーボード搭載のAndroidデバイスとしては使いやすいが、それでも、自分で導入したアプリや日本語入力などで正常に動作しないなど、ユーザーのカスタマイズに対する柔軟な対応などで苦労している。このあたりが、現状においてIdeaTab S2-10プロモーションの優先度が低いことに影響している可能性はある
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