“Medfield+IceCreamSandWich”をLenovoブースでねっちり観察2012 International CES(3/3 ページ)

» 2012年01月17日 20時59分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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MedField採用スマートフォンにTegra 3採用タブレットデバイス

 Intelの基調講演で紹介された「K800」は、中国限定の出荷になるが、展示機材は、“Medfield”世代プラットフォームが動作する搭載するスマートフォントして注目された。x86系CPUを搭載したデバイスながら、OSにAndroid(展示機材は2.3)を導入する。

 インテルのブースにあった展示機材にしてもK800にしても、スクロールやアプリの起動など、その動きは軽快、さらに、照明などで温度の高いブースにもかかわらず、長時間アイドル状態で展示されていても、ボディ表面の温度は高くない。

Medfield搭載でAndroid 2.3採用“中国限定”スマートフォンの「K800」は、背面に800画素のWebカメラを備える。通信機能はHSPA+(21Mbps)のほか、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 3.0を利用できる

K800の本体に搭載するインタフェース

 同様に、Atom Z2460を搭載する10型ワイドタブレットデバイス「IdeaTab K2110」も中国限定出荷のモデルだ。展示機材のOSはAndroid 4.0を導入していた。説明によると出荷時はAndroid 2.3で後にAndroid 4.0へのアップグレードに対応するという。

 展示機材は、Androidで動作するベンチマークテストのQuandrant Standard Editionを導入していた。ベンチマークテストそのものは3D Graphicsテストが完了した時点で中断してしまい、測定値は確認できなかったが、System Informationでは、CPUの動作クロックが最大で1600MHz、最小で600MHzであることや導入OSがAndroid 4.0、画面解像度が1232×800ドットであることなどが確認できた。

Atom Z2460を搭載する「IdeaTab K2110」と、Quadrant Standard EditionのSystem Informationで確認したシステム構成

IdeaTab K2110に搭載するインタフェース

 Tegra 3を採用する10型ワイドタブレットデバイスの「IdeaTab K2010」は、出荷開始時点では中国市場のみの投入だが、その後、各国市場でも出荷する予定だ。説明資料では、搭載するTegra 3について、動作クロック1.3GHzの「T30L」、または、動作クロック1.6GHzの「T33」となる予定で、導入するOSはAndroid 4.0になる。

Tegra 3を採用するタブレットデバイス「IdeaTab K2110」は、高いグラフィックス処理性能で、描画効果効かせた設定でも快適にゲームが動作する

IdeaTab K2110に搭載するインタフェース

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