EIZOの“サンキュッパ”IPS液晶ディスプレイ人気機種、選ぶならどっち?ライバル対決&プレゼント企画(2/4 ページ)

» 2012年01月26日 10時00分 公開
[ITmedia]
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エイゾウが「FORIS FS2332」を選んだ理由

やっぱ、FORIS FS2332でしょ!

エイゾウ まずはオレから言わせてもらうよ。FORIS FS2332のよさを一言でいうなら、“オールラウンドプレーヤー”だってこと。普通は静止画表示が得意なディスプレイと、動画表示が得意なディスプレイはイコールじゃなく、製品によって得手不得手があるんだけど、FS2332に限っていえば、これ1台でほとんどの用途をカバーできるんだ。

ナナコ どの辺りが“オールラウンド”なのよ?


エイゾウ 「FORIS」っていうのはエンターテインメント向け液晶ディスプレイのブランドだから、まず入力まわりの充実ぶりが違う。2系統のHDMIに加えて、DVI-DとD-Subの合計4系統も入力端子があるわけ。で、これで何ができるかっていうと、例えばウチの場合、2つのHDMIにプレイステーション 3とXbox 360、DVI-DにデスクトップPC、D-SubにiPad 2をまとめて接続できちゃう。

 でもって、カードリモコンも付属しているから、手元でサクサク入力系統を切り替えながらゲームやPCを楽しめるんだ。PCで仕事してて休憩中にサクッとゲームしたり、PCで攻略情報見ながらゲームしたり、はたまたiPad 2のアプリを大画面で見たり、というのが“超”が付くほど楽になる。これは快適っていうか、液晶周辺が“オレの城”になる、そう男のロマンなんだな。直線的でシャープなボディと、3色の付け替えシートもいいだろ?

2つのHDMIを含む4系統入力があるので、このようにプレイステーション 3、Xbox 360、iPad 2と接続したうえで、PCまでつなげちゃいます

4つの映像入力端子は背面に用意されています(写真=左)。付属のカードリモコンで手軽に各種設定が行えます(写真=中央)。3色のカラーシートを付け替えて遊ぶこともできます(写真=右)

ナナコ うーん。オレの城とか男のロマンとか言われてもよく分からないけど、とりあえず2つのHDMIとリモコンはよさそうね。ディスプレイの着せ替えカラーシートっていうのも、ちょっとカワイイかも。


エイゾウ だろ? でも、入力系統が多かったり、リモコンが付属するディスプレイはほかにもある。FORIS FS2332で一番スゴイのは、独自の超解像技術“Smart Resolution”なんだ。こいつは名前の通り、“賢く”超解像処理をしてくれる技術で、静止画と動画で違った解像感補正を行って、細部をシャキッとクッキリ表示しつつ、やりすぎない自然な映像を再現してくれる。


ナナコ ああ、超解像技術ならわたしも知ってるわ。弟の家で超解像付きのディスプレイを見たことがあるもの。でも、動画と静止画を表示するのに超解像をいちいち切り替えたりして、何だかスマートなイメージじゃなかったのよね。テレビ向けの技術でしょ?


エイゾウ ふふっ、その情報は古いぜ。Smart Resolutionはそういうところがまさにスマートな新技術なんだ。確かにちょっと前の超解像技術は画面全体に補正をかけちゃうから、PC画面では文字の輪郭がざわついたり、人の肌荒れや濃いメイクが目立ちすぎたり、動画と静止画でオン/オフを切り替える必要があったりと、使いにくいところがあったよな。

 でも、Smart Resolutionは文字や肌色、動画を再生している部分を自動的に判別して、文字や肌色は強調し過ぎず自然に描いて、動画再生部分はバッチリ超解像をキメて表示できるんだ。つまり、超解像の使い分けとか面倒なことを考えなくても、FORIS FS2332自身が勝手に最適な表示を考えて、動画も静止画も美しく映し出してくれる。個人的には、ニコニコ動画の映像に流れるコメントや、DVDの字幕が変な表示にならないで、動画部分だけ解像度がランクアップして見えるのが気に入ってるんだよね。な、スマートだろ?

超解像オン(写真=左)と超解像オフ(写真=右)の比較。動画を再生する場合、動画部分だけを自動的に判別してそこだけに超解像をかけることもできます。超解像の強度は5段階+オフに設定可能です(左の写真は強度3の設定)

肌補正オン(写真=左)と肌補正オフ(写真=右)の比較。肌補正を適用すると、肌色部分の超解像処理を弱めて自然に表現します。子どもや女性の肌も陰影がきつくならず、美しく再現できます

文字補正オン(写真=左)と文字補正オフ(写真=右)の比較。一般的な超解像処理で発生しがちな輪郭の崩れや文字色の変化などを抑えて、自然に表示できます。ちなみに、動画自動判定、肌補正、文字補正といった超解像処理は同時に適用できるのもポイントです

ナナコ はいはい、FORIS FS2332の超解像がスゴイのはよく分かったわ。ニコ動ばっかり見ているエイゾウが気に入っているっていうのも分かったわよ。でも、これって主にネット動画とか映画で便利な機能よね? オールラウンドっていうのは言い過ぎなんじゃない?


エイゾウ ははっ、そういうと思ったよ。FORIS FS2332はエンタメ液晶ってことで、用途別のカラーモードも一工夫してるんだよね。例えば、映像コンテンツを見るなら、ゲームやアニメに向いたメリハリがある表示の「Game」モードと、暗部表現力を重視した表示の「Cinema」モード、どちらかを選べる。

 さらにゲーマーのオレ的にうれしいのは、ゲーム向けの専用ガンマ設定「Power Gamma」だ。コントラスト感を高めて迫力ある映像にしたり、暗いシーンを明るく見やすく補正できるから、ゲームがはかどるぜ。ちなみに、高機能なディスプレイだと内部の映像処理に時間がかかって、ゲームプレイがもたつくこともあるんだけど、FORIS FS2332はゲーム機から入力した映像が表示されるまでの遅れを1フレーム以下に抑えているから、激しい格闘系やFPS系のゲームもバリバリできる。ゲーム用ディスプレイにうるさいオレも、これならOKだね。

オプションのEIZO EasyPIXを使えば、プリント用紙とのカラーマッチングも簡単にできます

 まだまだ言わせてもらうと、静止画の表示もいい。10ビットガンマ補正に対応していて、約10億6433万色(10ビットLUT)から最適な1677万色(8ビット)を選び出してフルカラー表示するからね。さらに、直販サイトで安くセット購入できる専用のカラーマッチングツール「EIZO EasyPIX」に対応していて、写真とプリントの色合わせや、Webコンテンツに適した表示などにも簡単にチューニングできるんだ。もちろん、写真好きなオレはEIZO EasyPIXもセットでゲットしたわ。

 そして、これはナナコが使っているFlexScan EV2335Wにも付いているけど、電子書籍やオフィス文書を表示するのに印刷物に近い見え方を再現する「Paper」モードと、WebコンテンツやWindowsで標準的な色再現が行える「sRGB」モードも用意しているんだ。これで本体が3万9800円、EIZO EasyPIXとのセットで4万8800円っていうんだから、もうEIZOならコレしかないわけよ。


ナナコ ま、まあ、じぶんちに置くディスプレイとしては、それなりにいい買物したんじゃない(うーむ、自由にしゃべらせたせいか、形勢が少々不利になってきた気がするわ)。でもFlexScan EV2335Wは、もっとスゴイんだから!

カラーとモノクロのグラデーション表示例。10ビットガンマ補正により、暗部から明部まで滑らかにグラデーションを表示できています

エイゾウが語るFORIS FS2332のポイント

  • 2つのHDMIを含む4系統入力
  • 独自の超解像技術「Smart Resolution」を搭載
  • ゲームや電子書籍など、多目的な表示モード
  • ゲームプレイの遅延時間は非常に短い(遅延:1フレーム以下)
  • 内部ガンマ補正機能により階調再現性が高い
  • カラーマッチングツールの「EIZO EasyPIX」に対応
  • 置き場所に困らない小型カードリモコンを付属
  • リーズナブルな価格


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提供:株式会社ナナオ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2013年3月31日