iPhone対応ミニプロジェクター「Joybee GP2」を寝ながら使う布団でぬくぬく、もふもふ動画を(1/3 ページ)

» 2012年02月08日 17時00分 公開
[岩城俊介(撮影:矢野渉),ITmedia]
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“寝ながら”使えるミニプロジェクター

photo ベンキューのミニプロジェクター「Joybee GP2」。小型のボディとiPhoneを直接差せるDockコネクタを備えるのが特徴。2012年2月現在、実売価格は5万円前後だ

 ほのかなまどろみ。心と体がじんわり溶ける感覚。もうどうにでもして。

 ……そんな幸せな時間、「惰眠」。

 今回はベンキューのミニプロジェクター「Jyobee GP2」(以下、GP2)を、「寝ながら」できるかを試そう。

 GP2は、手のひらに乗る小型サイズが特徴の小型DLPプロジェクターだ。スペックの詳細は説明会記事(iPhone/iPadお手軽プロジェクター化キット──ミニプロジェクター「GP2」で遊ぶ)も参照してほしいが、本体サイズは140.3(幅)×129.9(奥行き)×52.5(高さ)ミリで、重量は565グラムとなる。重量のほか、専有体積も500ミリリットルのペットボトル飲料ほどと考えると、使うにも、どこかへ収納するのも、バッグへ入れて携帯するにも苦にならないサイズ感だ。

 プロジェクター部は、投影方式にDLP、光源にLEDを採用。画素数は1280×800ドット(16:10)、輝度200ルーメン、コントラスト比2400:1。投影レンズは固定式(ズーム機能は非搭載)で、投影距離に応じて表示サイズが変化する。表示サイズは20〜160型まで対応し、投影距離1.03メートル時で40型、2.07メートル時で80型サイズとなる。


photophotophoto 前面にレンズ、左側面にフォーカス調整、右側面に各種接続インタフェースが備わる

 さて、日本家屋における天井の高さの基準値は2.4メートル前後だ。本体装着のための三脚の高さを考慮すると、80型(アスペクト比16:10の場合、横幅約1.7メートル×縦幅約1メートル)ほどが、天井に投影する“寝ながら”用表示サイズの基準になる。

 本体底面には三脚穴(4分の1インチのネジ穴)が備わる。一般的なカメラ用三脚を活用できるので、これを上向き投影にも対応するスタンドにするとちょうどよい(逆に、本体のみではボディ形状と冷却系の都合で上向きには置きにくい)。なお、投影サイズが幅1.7メートルとなると(天井の照明機器にかぶってしまうなど)意外に大きすぎたりもするので、三脚の高さで投影サイズを調整してほしい。

 明るさについては、一般的な屋内蛍光灯下でも投影距離が横向き2メートルほどなら意外と普通に視認できる。“寝ながら”なら、ある程度部屋を暗くするだろう。この使い方で明るさが足りない・見えないということはないはずだ。

photophoto 上面にタッチセンサー式の操作パネルとDockコネクタ、底面に三脚穴とオプションバッテリー用の接点がある

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