「まあ、バルク品増えてますよね」――2万円台のSandy Bridge-Eが登場!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2012年02月20日 11時05分 公開
[古田雄介&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「Z68って何でもいけますからね」――Z68小型ベアボーンが2モデル登場!

ファスト「FZ68GT」と、Shuttle「SZ68R5」の箱

 先週はZ68チップセットを採用した小型ベアボーンが2種類登場している。ファストから登場したのは、ミニタワー型の「FZ68GT」で、価格は2万円弱。PCI Express x16スロットを備えるGiada製のmini-ITXマザー「MI-Z68」や、定格300ワット電源を組み込んでおり、5インチベイと3.5インチベイをそれぞれ1基備えている。

 もう1台は、Shuttleから登場した「SZ68R5」だ。80PLUS BRONZE認証を取得した定格500ワット電源を搭載したキューブ型で、PCI Express x16とx4スロットをそれぞれ1基備えている。ドライブベイは5インチ型1基と3.5インチ型2基で、価格は3万円弱だ。

 2台とも入荷したツートップ秋葉原本店は「いまは電源搭載のmini-ITXケースが1万円以下で多数選べるので、ベアボーンに割安感を求める人は離れていく印象があります。それでも、熱処理などがシビアな小型ケースだけに、空調がしっかり計算されたモデルを選ぶメリットが大きいと思います」と話していた。

 小型ベアボーンにおけるZ68の評価も高い。TSUKUMO eX.は「Z68はハイエンド構成だけでなく、オンボードGPUで最小スペック構成にするのにも適したチップセットですからね。SZ68R5みたいに、ハイエンドもローエンドも作れるキューブにはうってつけのチップセットだと思いますよ」と語る。

 なお、Shuttleからは同じタイミングでH61チップセットを搭載した、よりコンパクトなベアボーン「XH61」も登場している。TDP 65ワットまでのCPUが搭載可能で、スリム5インチベイと2.5インチベイがそれぞれ1基用意されている。サイズは200(幅)×242(奥行き)×738高さ)ミリと、外付け光学ドライブ並み。価格は1万5000円弱となる。

Shuttle「SZ68R5」(写真=左)。Shuttle「XH61」(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月17日 更新
  1. Synology「BeeStation」はNASより便利な一面も 家族の“秘密”も守れるストレージ、共有リンクや写真管理もある (2024年04月16日)
  2. 「ASUS ZenScreen MB16QHG」は従来モデルの弱点を解消した高評価の16型モバイルディスプレイだ (2024年04月16日)
  3. 「JBL Tune 310C USB」レビュー USB Type-C接続×ハイレゾ対応でAndroidスマホやiPhone 15シリーズにもお勧め! (2024年04月15日)
  4. Amazonのタイムセールが「スマイル SALE」に変更 4月19日からゴールデンウィークセール開催 (2024年04月13日)
  5. 玄人志向、M.2 NVMe SSDを2枚装着可能なUSB外付けスタンド クローン作成も可能 (2024年04月15日)
  6. アキバでは散りはじめた桜 それでも桜デザインが注目を集める理由 (2024年04月15日)
  7. 動画編集アプリ「Adobe Premirer Pro」に生成AIビデオツールを搭載 2025年後半予定 (2024年04月15日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. 8コア16スレッドのRyzen 9 7940HS×Radeon 780M搭載! 片手で握れるミニデスクトップPC「GEEKOM A7」の“強さ”をチェック! (2024年04月10日)
  10. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー