さらに薄型軽量に、高速起動のWiMAXルータ新モデル「URoad-SS10」11.8ミリ/86グラムで、20時間の連続待受

» 2012年02月29日 11時00分 公開
[ITmedia]

WiMAXルータの新モデル 11.8ミリ/86グラムの小型軽量ボディ、9時間の連続動作

photo 薄型軽量のWiMAXルータ新モデル「URoad-SS10」

 シンセイコーポレーションは2月29日、WiMAXルータの新モデル「URoad-SS10」を発表。2012年3月上旬より出荷をはじめる。

 URoad-SS10は、UQコミュニケーションズが展開するWiMAXサービス対応のポータブルルータ機器。同社の従来モデル「URoad-8000」「URoad-9000」(レビュー参照)の後継モデルとして、バッテリー動作時間はそのままに、より小型・薄型・軽量化を推進した。下り最大40Mbps/上り最大15.4MbpsのWiMAXデータ通信(WiMAXハイパワーUL 64QAM対応)を最大10台の無線LAN搭載デバイスで同時に共有できる。

 バッテリー動作時間は連続通信時で最大9時間。別途、電源のオン/オフ以外に「ウェイティング」と「休止状態」の動作モードを設け、使い勝手を大きく損ねず、実利用におけるより長時間の動作を実現する。ウェイティングは無線LAN機器を停止すると自動で無線LAN電波出力をオフにするモードで、1秒復帰/連続待受最大20時間を実現。休止状態は、わずかの待機電力を要する代わりにコールドスタート(約1分)時より高速に、約15秒で起動(復帰)するモード。連続待機最大250時間を実現する(休止/クイック起動専用ボタンを搭載)。バッテリーは本体に内蔵する(着脱はできない)が、搭載するMicro USB端子経由でPC、あるいはUSBポータブルバッテリーを用いた充電・長時間動作にも対応する。

 本体サイズは63(幅)×90(高さ)×11.8(厚さ)ミリ、重量は約86グラム。カラーバリエーションにブラック、ホワイト、レッドの3色を用意する。スマートフォン表示向けユーザーインタフェースによるWeb設定/状態確認ツールを実装(iOS/Android端末でのアクセスによりスマートデバイス向けUIを表示)し、スマートフォン操作で電波強度やバッテリー残量(1%単位)の確認、SSIDやWiMAX接続状態の確認、ルータ詳細設定、休止/電源オフ操作などが行える。

 UQコミュニケーションズの直販サイト「UQ WiMAXオンラインショップ」では2012年3月9日に発売。月額3880円のUQ Flat年間パスポート同時契約で端末価格を数千円に割り引く特典も用意する。


photophotophoto 左から、ブラック、ホワイト、レッド

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