これさえ覚えれば脱初心者!! 「Mac OS X」ショートカットの極意20広田稔のMacでいくべし(3)(4/4 ページ)

» 2012年02月29日 11時00分 公開
[広田稔,ITmedia]
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  • 15、Mission Controlでデスクトップ操作

 先ほどの続きになるが、「Spaces」は複数のデスクトップを管理するための機能だ。「control」+「↑」(または3本指スクロール)で「Mission Control」の画面を表示させ、右上にカーソルを持っていけば新しいデスクトップを追加できる。

 ちなみにウィンドウを別のデスクトップに移したい場合は、Mission Conrolの画面でウィンドウをドラッグ&ドロップすればいい。少々複雑になるが、ウィンドウをつかんだまま「control」+「←」か「→」を押してデスクトップを切り替えて離す方法もある。

Mission Controlの画面を開いて、右上にカーソルを持っていくと、デスクトップを足すアイコンが現れる

作成したデスクトップを切り替える場合は、Mission Controlの画面を開いてもいいが、「control」+「←」か「→」を使うとダイレクトに移動できる

  • 16、システム環境設定を一発で開く

 「option」+輝度の調節(「F1」か「F2」)で「ディスプレイ」、「option」+ボリューム操作(「F10」「F11」「F12」)で「サウンド」のシステム環境設定を一発で開ける。

システム環境設定も1発で開ける。「ディスプレイ」は「option」+輝度の調節

「option」+ボリューム操作で「サウンド」設定だ

  • 17、気になったものをスティッキーズにメモ

 「command」+「shift」+「Y」キーで一発メモが可能。習慣づけておくと、いろいろとはかどるぞ!

何かメモしておきたいものを見つけたら即座に「command」+「shift」+「Y」だ

  • 18、ゴミ箱に捨てる

 ファイルやフォルダを選択した状態で、「command」+「delete」を押せば、選択対象をゴミ箱に。「command」+「shift」+「delete」ならゴミ箱を空にできる。

ファイルをゴミ箱に捨てる→ゴミ箱を空の流れがショートカットで実現可能。ゴミ箱を空にする場合に警告を出す必要がなければ、「command」+「option」+「shift」+「delete」でOK

  • 19、保存ダイアログを操作

 Macの操作の中には、「command」+「.」キーでキャンセルできるものも多い。例えば、誤って保存を指示してしまった場合に使うと一瞬でダイアログを消せる。逆に保存を指示する場合は「return」キーを押す。

誤って開いたダイアログを「command」+「.」でキャンセル。ちなみに保存ダイアログの画面にフォルダをドラッグ&ドロップして、保存先を指定することも可能だ

  • 20、スリープする

 「command」+「option」+イジェクトキーで一発スリープが可能。ノート型Macならディスプレイを閉じれば自動でスリープしてくれるのでほとんど使わないが、デスクトップなら覚えておくと便利。

ちなみにMacBook Airのキーボードは、イジェクトキーの代わりに電源ボタンが置かれているのでこの手法が使えない。電源ボタンを押し、終了ダイアログを表示してからショートカットで操作しよう。「R」キーで再起動、「S」キーでスリープ、「esc」キーでキャンセル、「return」キーでシステム終了となっている

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