そのほかのジャンルでは、3万円超の高級電源とケースに注目したい。電源ユニットで話題を集めていたのは、オウルテックの「Seasonic Xシリーズ SS-1050XM」だ。80PLUS GOLD認証を取得した定格1050ワットのATX電源で、ボディの長さは190ミリ。価格は3万3000円弱だ。負荷が20%以下のときはファンを停止し、50%までは16デシベルの低回転モードで動かすなど、高い静音性が特徴となっている。
パソコンショップ・アークは「品質と静音性を重視したいという人にヒットしそうですね。+12ボルト系統だけで87アンペア/1044ワット出せる高出力も備えているので、マルチGPU環境で使う人にももちろんオススメですよ」と語る。
PCケースで目立っていたのは、abeeのATXケース「AS Enclosure Z5」だ。スチールシャーシにアルミパネルを組み合わせたケースで、フロントはヘアライン加工のアルミパネルを透明アクリルパネルで包んだ仕上げとなっている。カラーはブラックとシルバーの2種類あり、サイズは219(幅)×484(奥行き)×459(高さ)ミリとなる。ドライブベイは5インチ3基と、3.5インチ4基、2.5インチ2基。電源は非搭載で、価格は3万5000円弱だ。
ソフマップ秋葉原本館は「デザインの美しさから、室内でも目につく場所に置きたいという人に支持されています。グラフィックスカードも33センチまでいけるので、比較的コンパクトですが、ハイエンド構成も狙えます」と話していた。
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