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» 2012年03月22日 14時30分 UPDATE

クラウド連携を強化した上位モデルも:キヤノン、2万円切りでADF/自動両面印刷/FAX付きのA4複合機「PIXUS MX513」

キヤノンはA4インクジェット複合機「PIXUS MX513」と「PIXUS MX893」を4月上旬から順次発売する。いずれもADF、FAXを搭載したビジネス向けのモデルだ。

[ITmedia]

 キヤノンは3月22日、インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズの新機種として、ビジネス向けA4複合機「PIXUS MX513」と「PIXUS MX893」を発表した。

 発売時期はMX513が2012年4月上旬、MX893が5月下旬の予定。価格はオープン、同社オンラインショップの直販価格はMX513が1万9980円、MX893が2万9980円だ。いずれも自動両面対応のプリント、ADF付きのスキャン、メモリカード/USBストレージからのダイレクトプリント、コピー、スーパーG3対応FAXといった機能を1台に集約している。

tm_1203mx_01.jpgtm_1203mx_02.jpg 「PIXUS MX513」(写真=左)と「PIXUS MX893」(写真=右)

上位モデルに近い機能を盛り込んで2万円切りの「PIXUS MX513」

tm_1203mx_03.jpg ADFと排紙トレイを開いた状態

 下位モデルのPIXUS MX513は、2011年3月に発売された「PIXUS MX420」の後継機だ。

 上位モデルと同様、操作パネルには機能に合わせてキーの表示が切り替わる「Dual Function Panel」を初採用したほか、自動両面印刷、前面給紙カセット、前面からインクカートリッジを交換できる機構を新たに搭載した。2.5型液晶モニタの操作メニューには、印刷時の騒音を抑える「サイレントモード」と、用紙を節約する自動両面印刷の設定が容易な「ECO設定」も追加している。

 インクは従来より色域を約10%拡大した新型を搭載。インクカートリッジは顔料ブラックと染料3色(シアン/マゼンタ/イエロー)の一体型を採用し、標準容量と大容量(XL)を選択できる。ノズル数はMX420の計1472から計1792ノズルに増えており、印刷速度はA4普通紙カラーで約5.5ipm、モノクロで約9.7ipmに高速化した(MX420はそれぞれ約5.0ipm/約8.7ipm)。プリントエンジンは印刷解像度が4800×1200dpi、最小インク滴が2ピコリットルだ。

 ADFは片面対応で30枚積載可能。スキャナはCISセンサーを搭載し、光学解像度は1200×2400dpi(原稿台)、600×600dpi(ADF)だ。PC用インタフェースはUSB 2.0、100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANを搭載するほか、オプションでBluetoothに対応する。iOS搭載デバイスからワイヤレス印刷が行えるAirPrintや、iOS/Android用アプリ「Easy-PhotoPrint」からのワイヤレス印刷/スキャンも利用可能だ。

 本体サイズは458(幅)×385(奥行き)×200(高さ)ミリと、MX420から奥行きが30ミリ短く、高さが2ミリ長くなった。重量は約8.8キロ。

tm_1203mx_04.jpgtm_1203mx_05.jpgtm_1203mx_06.jpg FAX利用時はボタンにテンキーが表示されるなど、機能に合わせてキーの表示内容が自動で切り替わる「Dual Function Panel」を採用(写真=左/中央)。インクカートリッジは前面から交換できる(写真=右)

クラウドサービスとの連携を強化した上位モデル「PIXUS MX893」

tm_1203mx_07.jpg 最大35枚まで積載できる自動両面対応ADFを備える

 上位モデルのPIXUS MX893は、2011年3月に発売された「PIXUS MX883」の後継機。

 MX883からの変更点としては、3.0型液晶モニタの操作メニューにサイレントモードとECO設定を追加したほか、AirPrint、Google Cloud Print、新しい定型フォームをダウンロードして印刷できるWeb定型フォーム、CANON iMAGE GATEWAYなど写真共有サイトに保存した写真の印刷、メモリカードに保存したFAXデータの印刷に対応した。

 そのほかの主な仕様はMX883と同様だ。プリントエンジンは最高解像度9600×2400dpi、最小インク滴1ピコリットル。インクカートリッジは5色独立式で、顔料ブラックと染料ブラック、シアン、マゼンタ、イエローを備える。ノズル数は計4608ノズル、印刷速度はA4普通紙カラーが約9.3ipm、モノクロが約12.5ipmだ。

 PC用インタフェースはUSB 2.0、100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANを搭載し、オプションでBluetoohも追加可能。iOS/Android用アプリのEasy-PhotoPrintにも対応する。

 スキャナはCISセンサーを採用し、光学解像度は2400×4800dpi(原稿台)、600×600dpi(ADF)だ。A4原稿を最大35枚まで積載できる自動両面対応ADF、自動両面印刷、前面給紙カセット(150枚給紙可)と後トレイ(150枚給紙可)を装備する。

 本体サイズは491(幅)×448(奥行き)×218(高さ)ミリ、重量は約11.7キロ。

tm_1203mx_08.jpgtm_1203mx_09.jpgtm_1203mx_10.jpg 操作パネルは従来同様、「Dual Function Panel」を採用する(写真=左/中央)。前面カセットと後トレイの2Way給紙に対応する(写真=右)

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