ノートPCらしからぬゲーミングモデル――「NEXTGEAR-NOTE i751GA4-SP」高速ツインドライブ!?(2/2 ページ)

» 2012年03月22日 17時49分 公開
[小川夏樹(撮影:矢野渉),ITmedia]
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パフォーマンスに文句なし!! 「G-Tune」の名にふさわしいゲーミングノートPC

Windows 7エクスペリエンスインデックスの画面。オール7超えのスコアはノートPCというより省スペースデスクトップと言い換えてもいいくらいだ

 以上、ノートPCらしからぬ構成のNEXTGEAR-NOTE i751GA4-SPを見てきたが、実際にどの程度の性能を発揮できるのかは気になるところだ。そこでいつものように、各種ベンチマークテストを実行し、そのパフォーマンスを検証していく。

 まずはWindows 7のエクスペリエンスインデックスから見ていこう。右に掲載したように、最高スコアはHDDの7.9、これはSSDがIntel 520シリーズなので当然といえる結果だ。次にメモリの7.6。こちらも32Gバイトと大容量かつデュアルチャンネルなので納得できる。そしてCPUの7.4、最も低いグラフィックスも7.2と、実にハイスペックなスコアである。

ちなみにACアダプタのサイズは、実測値で68(幅)×165(奥行き)×42(高さ)ミリとかなり大きい。14.8ボルト/5200ミリアンペアの標準バッテリーで、公称約3時間のバッテリー駆動が行える

 次にPCMark05、PCMark Vantage、PCMark 7、3DMark 06、3DMark Vantage、3DMark11といった定番ベンチマークの結果を見ていこう。3DMark Vantageと3DMark 11に関しては参考として3種類の設定で計測している。また、3Dゲーム系ベンチマークとしてFINAL FANTASY XIV Official Benchmarkを試した。なお、ベンチマークの内容によっては排気ファンが高回転で回るため風切り音が気になるが、通常時の利用では非常に静かである。ゲーム中はヘッドフォンで楽しむとよさそうだ。

 ベンチマークの結果を見ると、ハイエンドノートPCらしいスコアが並んでいる。PCMark Vantageも2万に迫るスコアで、これだけパフォーマンスが高ければ、一般的な用途はもちろん、動画編集といった負荷の高い作業も快適に行えるはずだ。

 ただし、3DMark 11の結果を見ると、GeForce GTX 560MでDirectX 11世代のゲームを高解像度でプレイするのはやや厳しい印象を受ける。負荷の高いエフェクトをオフにするなどの調整が必要になるだろう。なお、FINAL FANTASY XIV Official Benchmarkは、Low設定なら十分遊べるレベル、High設定だと各種効果を全部効かすのはちょっと無理そうだ。

PCMark05(画面=左)、PCMark Vantage(画面=中央)、PCMark 7(画面=右)

3DMark06(画面=左)、3DMark Vantage(画面=中央)、3DMark11(画面=右)


 G-Tuneブランドを冠したNEXTGEAR-NOTE i751GA4-SPは、今回取り上げたゴールドモデルの構成で18万9630円(キャンペーン適用後価格)と決して安くはないが、価格に見合うだけの性能は備えている。ゲーム用途はもちろんのこと、「ハイスペックなPCは欲しいけど設置スペースの関係上、ノートPCから選びたい」という人にもオススメだ。

 なお、クアッドコアのCore i7とGeForce GTX 560Mを搭載したツインドライブ構成(SSD+HDD)でも11万4450円から購入できるので、予算に応じて自分にぴったりの構成を探してほしい。

→「NEXTGEAR-NOTE i751GA4-SP」をマウスコンピューター公式サイトで購入する
NEXTGEAR-NOTE i750シリーズ ツインドライブ搭載モデル(光学ドライブなし)


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