リンクスインターナショナル 代表取締役 川島義之氏は、GALAXY Microsystemsとの販売代理店契約を結ぶまでの経緯を説明した。リンクスインターナショナルは、MSIやAntec、CorsairなどPCパーツベンダーを広く扱っているが、そのなかで、グラフィックスカードのカテゴリーが手薄となっており、そのパートナーとして、グローバル市場で実績のあるGALAXY Microsystemsを選んだと説明した。
川島氏は、香港にあるGALAXY Microsystemsの本社を訪れ、これまで、リンクスインターナショナルが行ってきた日本市場におけるPCパーツ販売の実績をアピールするとともに、GALAXY Miarosystems製品の日本展開をサポートし、シェア拡大を成功させる手伝いをしていきたいと訴えたという。
川島氏は、GALAXY Microsystemsについて、ワールドワイドの市場でも人気のあるグラフィックスカードのブランドで、日本市場でもイメージの向上、シェアの拡大を実現して、No.1になるメーカーと確信していると述べた。
GALAXY Microsystemsの上級副社長のケビン・プーン氏は、日本の自作PCユーザーについて、技術的知識が高く、新しいPCパーツに対して鋭敏な感覚を持っていると述べている。そして、そのようなユーザーに向けて、PCゲーマーやオーバークロッカーを意識した製品でも力を入れていきたいと、日本市場における展開を語った。
なお、GALAXY Microsystemsをこれまで扱ってきた販売代理店のエムヴィケーとの関係はこれからも継続する。GALAXY Microsystems チャンネルマーケティングマネージャーの東海笑門氏は、製品のカテゴリーと販路がリンクスインターナショナルとエムヴィケーとで異なるため、それぞれの特徴を生かして、ともにパートナーとして協力をお願いしたいと語っている。
GALAXY Maixrosystemsは、従来からオーバークロック耐性や安定動作を重視しており、そのために特化したオリジナル設計の基板(“白基板”シリーズ)を用意するなど、オーバークロッカーやゲーミングユーザーに向けた製品を用意してきた。
今回の説明会では、オーバークロッカーのduck氏をゲストとして招き、白基板シリーズでGeForce GTX 560 Tiを搭載する「GTX 560 Ti White Edition」で、液体窒素を使ったオーバークロックの実演を行い、GALAXY Microsystemsのオリジナル基板が、オーバークロック動作時や極度な冷却状態において、安定して動作することを紹介した。
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