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» 2012年04月09日 13時00分 UPDATE

カッコいい!!:“Z”の名を受け継ぐモンスターマシン「HP Z1 Workstation」の実力(前編) (1/2)

HP GPC 2012で発表され、その特徴的なギミックで話題をさらった世界初の液晶一体型ワークステーション「HP Z1 Workstation」の試作機を入手したので、さっそく評価していこう。

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

ベガスを驚かせたスーパーマシンが日本上陸

og_z1_001.jpg 「HP Z1 Workstation」

 27型ワイド液晶ディスプレイを搭載する液晶一体型のワークステーション「HP Z1 Workstation」は、2012年2月にラスベガスで発表され、液晶部を開いて内部にアクセスできるシステマティックなギミックで話題を独占したモデルだ。

 試作機をいち早く入手することができたので、さっそくレビューしていこう。

 液晶一体型スタイルのボディは、27型ワイドという大型の液晶ディスプレイを搭載しているだけあって威圧感があり、重量も約21.32キロ(最大構成時)とかなり重い。

 直線的でシャープなフォルムが印象的だが、デザインは細部まで配慮が行き届いている。光学ドライブに目立たないスロットイン式を採用し、背面インタフェースをスタンドで隠れる部分に配置することに加えて、ライセンスシールも側面の引き出し内に隠すなど、側面や背面からの見た目にもこだわっている。

 また、背面の持ち手や通気用スリットもデザインの一部にうまく取り込んでいる。電源ユニットは本体に内蔵しており、背面の電源コネクタに3ピンの汎用ACケーブルを直接差して利用する。

og_z1_002.jpgog_z1_003.jpg 2560×1440ドット表示に対応する27型ワイド液晶ディスプレイを搭載する(写真=左)。ヘアライン加工が施されたアルミ製パネルで覆われている背面は、直線的にデザインされている。持ち運び時に手をかけるグリップなどがZ800シリーズを彷彿とさせる(写真=右)

 本体装備のインタフェース類は、向かって右側面と背面に集中している。右側面は、電源ボタン、スロットイン光学ドライブ、メモリーカードスロット(SD/MMC/MS/xD対応)、IEEE1394(6ピン)、USB3.0×2、ヘッドフォン、マイクといった内容だ。

 背面にはUSB 2.0×4、光デジタル音声出力、オーディオ端子×3、有線LAN、DisplayPort出力と電源コネクタ(AC入力)がある。これらの背面端子類はスタンドに隠れて装備されており、デザインを優先しているためか、差しやすい位置にはない。なお、左側面にはライセンスシールを張ったトレイが収納されている。

og_z1_004.jpgog_z1_005.jpg 本体左側面と右側面。インタフェースは右側面に集中している

og_z1_007.jpgog_z1_006.jpg 背面側のインタフェースは、本体下部のくぼみに並ぶ。ケーブル類をスタンドの穴に通して整理できるが、アクセスしづらい位置にあるため、着脱頻度の高いUSBメモリなどの接続には向かない(写真=左)。本体上部にWebカメラを内蔵する。ダイヤルはカメラの向きを上下に変えるためのもので、下に向けることで(映らないようにして)“プライベートモード”になる(写真=右)

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