「石を載せ換えるか否かが選択のカギになりそう」――Z77/H77/B75マザーが登場!古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2012年04月09日 11時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「買いやすさとブランド力のせめぎ合いという感じですね」――1万5000円以下買える「Level 10」

サーマルティク「Level 10 GTS」。右はSnow Edition

 PCケース売り場で注目されていたのは、サーマルティクのATXケース「Level 10 GTS」だ。白筐体の「Snow Edition」も同時に発売され、価格はともに1万5000円弱となる。

 Level 10シリーズの初代は、2009年10月末に約9万円の超高級ケースとして登場。HDDベイやマザーボードルーム、電源ベイなどがそれぞれ独立した構造が反響を呼んだ。BMWがデザインしたこともあり、高級ケースながら発売後すぐに売り切れるショップが続出。それから1年以上が経った2011年2月には、3万3000円前後の価格で廉価版の「Level 10 GT」が登場。ドアの構造が一般的なケースに近くなったものの、HDDベイの配置は変わらず、E-ATXマザーまで乗せられる拡張性の高さは確保していた。こちらは現在も売られている。

 そして今回登場したLevel 10 GTSは、よりシンプルな構造となり、対応マザーもATXサイズまでに抑えられている。ホットスワップ対応のHDDベイは4基用意しており、そのほかの部分は一般的なATXケースにより近くなっている。

 TSUKUMO eX.は「Level 10の個性をホットスワップベイに残しつつ、とにかく割安さを目指した感じです。裏配線もできますし、細部の作り込みも悪くないので、割り切って購入するのもありかなと思います。ただ、余計な個性はがっつりそぎ落とした感じがあるので、Level 10的な尖り具合を求めるなら、価格は倍程度しますがGTのほうを選んだほうがいいでしょうね」と、難しそうに評価していた。

Level 10 GTSの左側面パネルを開いたところ(写真=左)。併売されている「Level 10 GT」(写真=中央)。2009年10月末にT-ZONE PC DIY SHOPに展示されていた、元祖「Level 10」(写真=右)

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
  10. MetaがMR/VRヘッドセット界の“Android”を目指す 「Quest」シリーズのOSを他社に開放、ASUSやLenovoが独自の新ハードを開発中 (2024年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー