先週の新製品で目立っていたのはSSDだ。まずインテルからは低価格帯の「330」シリーズが登場。180Gバイトタイプと120Gバイトタイプ、60Gバイトタイプの3モデルで、価格は順に2万円前後と1万3000円前後、8000円前後となる。
SandForce製コントローラを採用しており、SATA 3.0に対応する。パソコンハウス東映は「インテル製ということで、安定した需要を得るでしょうね。最近は120Gバイト級が主流ですが、この価格帯なら180Gバイトモデルを狙う人も多いかもしれません」と話していた。
ハイスペッククラスのSSDには、OCZの「Vertex4」シリーズが加わった。Indilinx製コントローラ「verest 2」を採用したシリーズで、512Gバイトと256Gバイト、128Gバイトの3モデルが出回っている。価格は順に6万5000円強と3万2000円前後、1万6000円前後となる。リード速度は3モデルとも最大535Mバイト/秒で、ライト最大速度は順に475、380、200Mバイト/秒。PC DIY SHOP FreeTは「シーケンシャルの速度もそこそこ速いですが、とくに強いのはランダム書き込みですね。512バイトで最大12万IOPSなので、けっこう注目されると思います」と評価していた。
また、東芝製SSDで初のSATA 3.0対応モデルとなるアイ・オー・データ機器の「SSDN-3T120B」も複数のショップに入荷していた。容量は120Gバイトで、価格は1万5000円弱。TSUKUMO eX.は「東芝製はSSD初期のころから人気があるのですが、SATA 3.0対応品がなかなか出てこなかったんですよね。待っていた人も多いと思うので、これを機にまた盛り上がってほしいです」とエールを送っていた。なお、同じタイミングで、CFD販売扱いの東芝製SSD「CSSD-S6T120NTS2Q」(1万5000円弱)も複数のショップに入荷している。
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