ハイエンドユーザーもカバーする新Inspiron第1弾──「Inspiron 15R Special Edition」2012年PC夏モデル

» 2012年05月02日 11時00分 公開
[ITmedia]

InspironのノートPCはXPSのユーザーもカバーする

Inspiron 15R Special Edition

 Inspiron 15R Special Editionは、15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する汎用ノートPCだ。従来のInspiron 15Rシリーズの追加モデルという位置づけだが、ボディでは新デザインを採用し、デルも「新しいInsprion 15Rシリーズの第1弾」と説明する。

 これまで、ハイエンドノートPCの領域は、XPSノートPCがカバーしてきたが、XPSノートPCシリーズが、薄型でデザインを重視したボディを意識するようになったことで、性能を重視するハイエンドユーザー向けラインアップをInspironノートPCでもカバーすることになるという。

 CPUにCore i7-3612QM(2.1GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.1GHz)を搭載する。本体搭載のインタフェースにはUSB 3.0が4基(うち1基は本体の電源がオフの状態でも接続した周辺機器に充電できる)、有線LAN、HDMI、アナログRGBを備える。本体サイズは378(幅)×252(奥行き)×29.4〜33.5(厚さ)ミリで、重さが最小構成で約2.9キロになる。標準で容量48ワットアワーの6セルバッテリーを搭載して、その状態でバッテリー駆動時間は約5時間25分とデルは説明している。液晶ディスプレイは15.6型ワイドで、解像度は1920×1080ドットとなる。

 メモリは、DDR3を8Gバイト搭載でき、データストレージは、容量1TバイトのHDDを内蔵する。なお、キャッシュとして利用できる32GバイトのSSDも用意する。外付けグラフィックスコアとしてRadeon HD 7730Mを実装。本体に搭載する光学ドライブでは、DVDスーパーマルチとBlu-ray diskドライブ(書き込み対応)を選べる。

 実売予想価格は最小構成で8万4980円の見込みだ。

Inspiron 15R Special Editionの左側面と右側面

→「Inspiron 15R Special Edition」をデル公式サイトでチェックする
15.6インチフルHDディスプレイ、アルミニウム仕上げ、および第3世代インテル Coreプロセッサーにより、Inspiron 15R Special Editionは最高のエンターテインメントを実現します。


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