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» 2012年05月08日 11時05分 UPDATE

長く使える高性能と安心感を:“Ivy Bridge”なプレミアムCore i7ノート、新デザイン+新CPUの「LaVie L」実力チェック (2/3)

[今藤弘一(撮影:矢野渉),ITmedia]

入力しやすいキーボード、NECならではの使い勝手向上の工夫も

 キーボードは、キートップを透明樹脂で覆った「クリスタライズキー」を採用したアイソレーションタイプとなっている。こちらは光沢によるデザイン性のほか、キーの印字を保護する目的がある。15.6型サイズということで、キーピッチ正方19ミリのゆったりサイズを確保し、テンキーもしっかり搭載する。さらにテンキーと文字キー部を同じ高さに配置しつつ、スペースキーもホームポジションに構えて親指で押しやすい位置に微調整するなど、利用者の気を配ったつくりとなっている。

photophoto クリスタライズキーを採用したキーボード面。キーピッチはゆったり入力できる正方19ミリで、テンキーとQWERTYキーボードを同一レベルの高さに、スペースキーも親指で押しやすい場所に配置するなど、かなり細かいが使いやすさに通じる工夫を設けている。

 キータッチは比較的軽い力で打てる。パタパタする感じの安っぽさはなく、非常になめらかに入力できる印象だ。一方、左下の「Fn」キーと、となりの「Ctrl」キーを押し間違えてしまうことがあり、少し戸惑った。こちらは採用メーカーの多い左:Ctrl、右:Fnのほうが、慣れている分望ましいと思う。ただ、Fnキーとともに使う「F1〜F12」キーが見やすく認識しやすいよう、一定間隔でスペースが空けられているのは好印象だ。

photo 付属ワイヤレスマウスに用いるレシーバーは本体に内蔵された。USBポートを消費せず、何かを差さずに済むので使い勝手もかなり向上するのがうれしい

 ポインティングデバイスは、一般的な2ボタンのタッチパッドだ。センサー面の右側や下部をなぞることで縦/横のスクロール操作や、複数本指でのマルチタッチ操作もサポートする。このほか、電源ボタンの左横に単独で「ECO」キーがある。このキーを押すと、わざわざコントロールパネルを立ち上げて設定する必要なく、消費電力を抑える「ECOモード」に入り、より消費電力を抑えた利用が可能となる。

 このほか、ディスプレイを開くだけでスリープや休止状態、シャットダウンから復帰できる「パネルオープンパワーオン」機能、720pのハイビジョン動作撮影を可能とするWebカメラ+ステレオマイク、そして付属するワイヤレスマウス用レシーバー(2.4GHz帯)を内蔵し、USBポートをふさがない工夫など、細かい部分にも使い勝手の向上につながる機能を実装する。

初心者をターゲットとした補助ソフトも充実

 LL750/HSにはWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookを包括したOffice home and Business 2010(SP1)やBlu-rayタイトル再生用ソフト、メディア編集・管理ソフトなどが多彩なソフトがプリインストールされ、それらを初心者でも簡単に活用できるようサポートする「ソフト&サポートナビゲーター」というソフトも用意する。

photophotophoto プリインストールアプリの使い方から、PC本体の設定、セキュリティ対策などまで、PC活用のための詳細ガイドとして機能する「ソフト&サポートナビゲーター」。PC初心者もこれを見ながら操作すれば、簡単におおむねのことができるようになる

 ソフト&サポートナビゲーターは、プリインストールソフトの使い方、ハードウェアトラブルにあったときの対応方法、セキュリティ対策の仕方など、PCの活用においてつまずきがちなポイントをこれまでNECが行ったサポート実績を反映して分かりやすく解説するのがポイントだ。まさに“PCナビゲーター”として活躍してくれる。

 ソフト&サポートナビゲーターのほかにも、コントロールパネルから項目を掘り出すことなく、マウスの設定や画面サイズの変更、壁紙の変更などが行える「パソらく設定」なども用意する。

 このほか、これまでのシリーズと同様に「Network Duet」も利用できる。Network Duetは本機のストレージ領域を別のPCにマウントできる機能で、ごく簡単な設定でそれぞれのPCでファイルを送受信・共有できるようにする。自宅に2台以上PCがあるユーザーに特に便利だ。

photophotophoto 本機のストレージ(の一部)を、あたかも別PCのローカルストレージとして利用できるようにする「Network Duet」。中級者以上のユーザーなら他の手段でもネットワーク共有は可能だが、こちらはライトユーザーも難しい設定なしにファイル共有・持ち出しできるよう工夫してあるのがポイントだ

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