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» 2012年05月15日 20時15分 UPDATE

モノクロ300dpiで25枚/分、75枚給紙の卓上型も:エプソン、約325グラムのクラス最軽量モバイルスキャナ「DS-30」 (1/2)

エプソンはA4ドキュメントスキャナの新機種として、モバイルタイプの「DS-30」と卓上タイプの「ES-D350」を5月25日から順次発売する。

[前橋豪,ITmedia]

 エプソンは5月15日、A4ドキュメントスキャナの新機種として、モバイルタイプの「DS-30」、卓上タイプの「ES-D350」を発表した。発売日はDS-30が2012年6月15日、ES-D350が5月25日の予定。エプソンダイレクトショップでの直販価格はDS-30が1万4980円、ES-D350が4万4980円だ(価格はオープン)。

tm_1205epson_01.jpgtm_1205epson_02.jpg A4モバイルスキャナ「DS-30」(写真=左)、卓上タイプのドキュメントスキャナ「ES-D350」(写真=右)

エプソン初のモバイルスキャナは“325グラム”

tm_1205epson_03.jpg DS-30を使ったスキャン時の様子

 DS-30は同社が初めて投入するモバイルスキャナ。約325グラムのコンパクトボディが最大の特徴で、シートフィードスキャン対応のモバイルスキャナとしてはクラス最軽量をうたう(2012年5月現在、エプソン調べ)。本体サイズは276(幅)×50(奥行き)×36.5(高さ)ミリだ。

 ADFは手差しで1枚ずつ給紙する片面読み取りタイプ。最大原稿サイズはA4、USレターサイズ、リーガルで、有効領域は216×356ミリ、プラスチックカードは厚さ1.2ミリ以下、キャリアシートは厚さ0.3ミリ以下(シート含まず)までスキャンできる。A4タテの読み取り速度はカラー/モノクロとも13秒/枚だ(200dpiと300dpiの設定で速度は変わらない)。センサーはCIS、光源はRGB 3色LED、光学解像度は600dpi、読み取り階調はRGB各色16ビット入力/8ビット出力だ。

 PCとはUSBで接続し、USBバスパワーで電源も供給する。原稿をセットして本体のボタンを押すだけでスキャンが行えるほか、ユーティリティソフト「Document Capture Pro」(Windows専用)であらかじめ設定しておけば、読み取ったデータをEvernoteやGoogle ドキュメントに保存するなど、さまざまなスキャン動作がワンボタンで可能だ。

 TWAINドライバの「EPSON Scan」には、裏写りした原稿や背景に色が敷かれている原稿の文字を鮮明にして可読性を高める「文字くっきり」機能、読み取った画像の境界線を消す「境界補正」機能、原稿に赤ペンで書き込んだメモなど赤/青/緑の中から指定した色を除去できる「ドロップアウトカラー」機能も持つ。全文検索可能な透明テキスト付きPDFの作成も可能だ。

 そのほか、名刺管理ソフト「Presto! BizCard 5 SE」(Windows専用)、OCRソフト「読ん de ココパーソナル Ver.4」(Windows/Mac両対応)が付属する。

tm_1205epson_04.jpgtm_1205epson_05.jpgtm_1205epson_06.jpg 前面から手差しで1枚ずつ原稿を給紙する(写真=左)。給紙された紙は背面から排出される(写真=中央)。側面に付属のUSBケーブル(約1.6メートル長)を接続する

tm_1205epson_07.jpgtm_1205epson_08.jpgtm_1205epson_09.jpg スキャンボタンを配置した天面は光沢仕上げで、よく見ると細かいドットのような柄があしらわれているのが分かる(写真=左)。付属のキャリングケースは本体とUSBケーブルを同時に収納可能だ(写真=中央)。クリーニングシートとキャリブレーションシートも添付される(写真=右)

300dpiモノクロで25枚/分、75枚給紙の卓上モデル

tm_1205epson_10.jpg 給紙トレイを持ち上げると、ボタン類と液晶モニタが現れる

 ES-D350は卓上型のA4ドキュメントスキャナ。モノクロ300dpi設定時に25枚/分のスキャン速度を確保しているのが特徴だ。第3世代の新しいiPadにおいて高画素密度のRetinaディスプレイが採用されたことに伴い、従来のドキュメントスキャナで標準設定だった200dpiでは画像が粗く感じてしまうことがあるため、より精細な300dpi設定の高速化に注力したという。

 A4タテの読み取り速度は300dpi時がカラー片面20枚/分(両面40枚/分)、モノクロ片面25枚/分(両面50枚/分)、200dpi時がカラー/モノクロとも片面25枚/分(両面50枚/分)だ。センサーは3ラインカラーCCD、光源は白色LED、光学解像度は600dpi、読み取り階調はRGB各色16ビット入力/8ビット出力だ。

 ADFは両面読み取りに対応し、給紙容量は75枚(名刺10枚)だ。最大原稿サイズはA4、USレターサイズ、リーガルで、有効領域は216×914ミリ、プラスチックカードは厚さ1.5ミリ以下、キャリアシートは厚さ0.3ミリ以下(シート含まず)までスキャンできる。複数枚の原稿が重なって紙送りされることを防ぐため、超音波センサーによる重送検知機能も備えている。

 PCとはUSBで接続し、電源はACアダプタを採用する。本体サイズは303(幅)×202(奥行き)×213(高さ)ミリ、重量は約5キロだ。

 TWAINドライバのEPSON Scan、ユーティリティソフトのDocument Capture Pro、名刺管理ソフトのPresto! BizCard 5 SE、OCRソフトの読ん de ココパーソナル Ver.4といった付属ソフトはDS-30と同様だ。

tm_1205epson_11.jpgtm_1205epson_12.jpgtm_1205epson_13.jpg 2行表示のモノクロ液晶モニタを搭載(写真=左)。前面を開くと、給紙ローラーや重送検知の超音波センサー(ローラー下の白く丸い部品)が現れる(写真=中央)。主電源スイッチやACアダプタ接続用のDC入力、USBポートは背面に配置する(写真=右)

tm_1205epson_14.jpgtm_1205epson_15.jpgtm_1205epson_16.jpg ユーティリティソフト「Document Capture Pro」(Windows専用)であらかじめ設定しておけば、スキャンしたデータをEvernoteやGoogle ドキュメントに保存するなど、さまざまな設定でのスキャンがワンボタンで可能だ(写真=左/中央)。TWAINドライバの「EPSON Scan」には、業務利用やドキュメントスキャン向けの機能が複数追加されている(写真=右)

300dpi/モノクロの設定でスキャンした様子。A4タテの読み取り速度は300dpi時がモノクロ片面25枚/分(両面50枚/分)、カラー片面20枚/分(両面40枚/分)、200dpi時がモノクロ/カラーとも片面25枚/分(両面50枚/分)
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