ホームネットワークでテレビをサクサク楽しめる――「nasne」体験会PS3で、VAIOで、Sony Tabletで、Vitaで(2/2 ページ)

» 2012年05月22日 11時00分 公開
[後藤治,ITmedia]
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PCならではのメリットを追求――「VAIO TV with nasne」

VAIO向けには「VAIO TV with nasne」がリリースされる予定

 PS3からnasneをコントロールする場合は、nasneに付属するtorne Ver.4.0を使うが、VAIO向けには専用ソフトとして「VAIO TV with nasne」が用意される(β版がnasneの発売日である7月19日にVAIO UPDATEで配信される予定。Windows 7を搭載するVAIOユーザーは無償で利用可能)。

 VAIO TV with nasneでは、torneに見られる操作の簡単さを継承しつつも、PC画面にあわせたユーザーインタフェースや、PC独自の魅力を追加したという。デモで披露された開発中の画面では、メイン画面上部にhome/video/guide/schedule/tvの5カテゴリが並び、下部に左から現在視聴中のチャンネル/未視聴の録画済み番組/オススメ・注目番組で区切られた3ペイン構成のUIになっていた。

 最大の特徴は、nasneに録画した番組をBlu-rayやDVD、(VAIOの)HDDに書き出せる点で、「video」を選択して表示される録画済み番組一覧から再生するだけでなく、「HDDへの転送」や「ディスク書き出し」が1クリックで行えるようになっている。Vita向けの書き出しと異なり、録画した画質そのままで持ち出せるのはVAIO連携ならではのメリットだ。また、torneで登録できるnasneは最大4台だが、VAIO TV with nasneは8台まで登録でき、最大8番組同時録画に対応する。なお、再生コントロールについては、倍速再生などのトリックプレイのほか、torne Ver.4.0と同じシーンサーチなども利用できる。

PC向けに最適化された「VAIO TV with nasne」のUIは、SIXAXIS(PS3コントローラ)向けに作られたtorneのUIとは異なっている(写真=左)。Blu-ray DiscやHDDに書き出せるのもVAIOとの連携ならではだ(写真=中央)。torne Ver.4.0と同等のシーンサーチも利用できる(写真=右)

このほか、SONY TabletのAndroidアプリ「RECOPLA」でnasneの録画番組を視聴するデモも行われた(写真=左)。スモールアプリにも対応予定で、Sony Tablet Pの2画面を生かし、Webブラウズしながらテレビを見るといった使い方ができるようになる(写真=中央)。PlayStation Vita向けの「torne for PS Vita」も年内にリリースされる予定(写真=右)

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