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» 2012年06月03日 23時09分 UPDATE

COMPUTEX TAIPEI 2012:えっ! もう始まるの!──COMPUTEX TAIPEI 2012“開幕前前日”リポート

2012年もやってきました台北市。COMPUTEX TAIPEI 2012が6月5日から始まる。開幕前前日の状況を「梅雨先取り!」な現地から報告する。

[長浜和也,ITmedia]

期待の役者がそろってうれしい2012年のCOMPUTEX

 COMPUTEX TAIPIE 2012が、2012年も台湾の台北市で、6月5日から6月9日に行われる。3日日はその前前日となるが、明日4日からは、大手ベンダーのプレスカンファレンスやウエルカムセッションが行われるなど、実質的には「スタート前日」といってもいいだろう。

 COMPUTEX TAIPEIの主役となる台湾PCパーツベンダーは、2011年は欧州の経済危機やタイの洪水の影響で自作に限らずPC関連事業は非常に厳しい状況にあったが、好材料がそろっている2012年は、復活と上昇のきっかけにしたいという意見を多く聞く。彼らが“好材料”に挙げるのが、インテルが投入する“Ivy Bridge”こと、第3世代Coreプロセッサー・ファミリーだ。さらに、2011年から立ち上がったUltrabookにおいても、COMPUTEX TAIPEI 2012に合わせて登場するTDPの低い“Ivy Bridge”を採用する「第2世代」Ultrabookも、多くのPCベンダーが期待する。

 COMPUTEX TAIPEI 2012では、Ivy Bridgeに対応するマザーボードや第2世代Ultrabookが数多く登場する見込みだ。また、それ以外でもAMDの“Trinity”世代のCPUや対応プラットフォームを採用するマザーボード(デスクトップPC向けTrinityでは、専用のチップセットを搭載したマザーボードが必要というが)や、NVIDIAやAMDの次世代アーキテクチャ採用ミドルレンジGPUなど、未発表の製品が登場する可能性もある。

 現在明らかになっているスケジュールでは、インテルが開催初日の5日に基調講演を行うほか、クライアントPCやモバイルプラットフォームの説明会も予定している。AMDも6月6日にイベントを行い、新しいプラットフォームを発表するとのうわさだ。Acerは、COMPUTEX TAIPEI 2012参加の大手台湾ベンダーとしては最も早く、4日の午前中からプレスカンファレンスを行う。対するASUSも4日の午後にプレスカンファレンスを行うほか、5日には「R.O.G.」ブランドの説明会を行うという。

 例年以上に注目したい情報が期待できそうなCOMPUTEX TAIPEI 2012は、PC USERで連日紹介する予定だ。

で、今回は日本からデータ通信インフラを用意した

kn_zenzen_01.jpg 台北市の松山機場に降り立ってすぐに起動したMiFiは、HSDPAですぐに利用可能

 で、今回もPC USER取材班(人数のことは考えてはいけない)は、台北市内の宿舎とプレスセンターを拠点として取材活動を行う。海外で取材となれば、必要なのはデータ通信手段の確保、とは、連載の「海外プリペイドSIM導入マニュアル」などでも繰り返し主張してきた。SIMロックフリーのモバイルルータとプリペイドSIMの組み合わせは、高速なデータ通信手段を低価格で得ることができるが、その一方で、SIMロックフリーの端末を所有していなければならなかったり、現地でプリベイドSIMを適切なデータプランで購入しなければならなかったりと、面倒な手続きが必要でもあった(これも、旅の面白いところと考えると、さほど苦ではないが)。

 海外でプリペイドSIMを利用する場合、意外と不便を感じるのが、「プリベイドSIMを購入するまでデータ通信が利用できない」ことだ。空港を降りたその瞬間からトラブルが発生して、すぐにでもデータ通信を利用して情報を収集したり連絡を取りたいときがある(いや、めったに起きることではないですが。本当ですよー。はっはっは)。

 そういった、購入の面倒や購入するまで使えない不便を解決したいユーザーは、海外で使えるモバイルルータを日本でレンタルする方法がある。このレンタルサービスを提供している企業の1つがグローバルデータだ。出発日の2日前までに申し込めば、宅配便で自宅に届けてもらえるほか、成田、羽田、関西、中部の各国際空港での受け取りも可能だ。この場合、成田と羽田なら出発日が平日の場合、その前日の17時までの申し込みで受け付けてくれる(ほかの空港と出発日が土日祝日の場合は2日前までの申し込みが必要)。利用できる国の一覧はグローバルデータのWebページで確認できる。

 もちろん、台湾もサービス可能対象だ。モバイルルータのMiFiをレンタルした場合、台湾なら1日当たり680円で利用できる。利用期間は1国利用のカントリータイプとヨーロッパ周遊タイプで出発日から帰国日までとなる。また、モバイルルータ以外に予備バッテリー(1日105円)やモバイルバッテリー(1日210円)など、オプションも用意している。MiFiはバッテリー駆動時間が3〜4時間(状況によっては2時間台も)と、モバイルルータとしては短いので、予備バッテリーがあると便利だろう(ただし、充電は本体に内蔵しないとできないので運用が難しい)。

 実際に、グローバルデータのMiFiをレンタルして、台北市の松山機場に到着直後に起動したら、すぐに電源ボタンが紫色に点灯してHSPDAの7.2Mbpsデータ通信が利用できた。飛行機の旅は、人を心配させるようで、知り合いに到着予定を知らせておくと、すぐに連絡が欲しいという。そういうとき、ゲートを出てプリペイドSIMカードを購入するまで待たせるより、飛行機を降りたらすぐにでもメールと画像で知らせてあげるのもいい。

 それ以上に、もし、飛行場で出迎えの人がいる場合、入国審査で長い時間待たされたり、預けた荷物がなかなか出てこなかったりすると、待つほうも待たせるほうも気が気ではない(こういう状況は、意外とよく起きる。米国での入国審査で1〜2時間待たされたこともあった)。こういう場合、日本からレンタルしてきたモバイルルータを使ってメールなりSkypeなりで連絡を取れば、お互い無駄な心配をしなくてすむ。

 現地での面倒な購入とプランの選択をしなくて済み(そのかわり、旅の醍醐味の1つは失うが)、到着直後からデータ通信でインターネットサービスを利用しまくれるというメリットを重視したいユーザーは、「日本でモバイルルータをレンタルする」ことを旅行の準備に加えておきたいところだ。

kn_zenzen_02.jpgkn_zenzen_03.jpg 無事到着の報告をして待っている家族を安心させたり(写真=左)、ロストバゲージのトラブルをゲートの外で待っている友人に知らせたり出来るのは、モバイルルータを日本でレンタルしていればこそ。当然、コストも“海外ローミング”より安い(写真=右)

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