第3世代Core iシリーズを搭載したレッツノートSX2の可能性を探る!スマホ連携でデキルが拡がる(2/2 ページ)

» 2012年06月11日 10時00分 公開
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「ラッシュに耐える」から「ラッシュでも使える」スマートフォン連携

 その道標の一端を垣間見るのが、ユーティリティの「スマートアーチ」だ(※1)。このユーティリティは、スマートフォント連携を実現するもので、SX1とNX1では無料ダウンロード配布での導入となったが、SX2とNX2では初期状態ですで導入済みで、PC本体購入後からすぐに利用できる。また、パナソニック製スマートフォン(ドコモ スマートフォン P-04D、SoftBankスマートフォン 102P)では、「スマートアーチ」アプリをこちらも標準で導入している。

スマートアーチ機能を使えば、Bluetoothで通信できる10メートル程度の近距離(※2)やカバンにしまったレッツノートと連携し(※3)、スマートフォン「P-04D」でレッツノートSX2のデスクトップにリモートアクセスするなど、モバイルシーンにおける利用方法を拡大できる

※1:スマートアーチに対応するスマートフォンは、docomo P-04D、SoftBank 102Pです。(2012年6月5日現在)
※2:通信速度や通信距離は、他のデバイスの通信状態や使用する環境などの周辺条件によって異なります。
※3:PC本体をカバンに入れた状態でスマートフォンからリモート機能を使用してPCを操作すると、カバン内部の温度が上昇し、熱に弱いもの(食品、化粧品、医薬品、合成樹脂を使用した製品など)が溶けたり、変形、変質したりする場合があります。熱に弱いものはカバンから取り出してから操作を行ってください。

 スマートアーチで具体的にどういう使いかたが可能になるのか。その1つが「スマートフォンでレッツノート内のファイルを閲覧」であり、もう1つが「スマートフォンでレッツノートのデスクトップをリモートで表示して操作」というものだ、ただ、これだけなら特に目新しくはなく、なにもスマートアーチというレッツノート専用の機能を使わなくとも、オンラインなどで入手できるアプリを利用すれば自力で実現できるだろう。実際、前者ではスマートフォン向けオフィスソリューション「Polaris Office」、そして、後者ではWindows標準RDPに接続可能なスマートフォン向けリモートデスクトップクライアント「2X Client RDP/Remote Desktop」を、すでに多くのユーザーが利用している。

スマートアーチで提供する連携機能は、リモートデスクトップのほかに、ファイルの送受信、閲覧、そして、削除と、おもにファイル操作関連の機能になる

レッツノート本体とスマートフォンを接続するユーティリティという位置づけのスマートアーチは、これまでユーザーがダウンロードしないと使えなかったが、SX2とNX2では初期状態ですでに導入済みで、対応するスマートフォンを所有するユーザーは購入後すぐに利用できる

 このような、既存のアプリと異なる、スマートアーチで注目すべき点は「スマートフォン上で操作するだけで、Bluetooth経由でスリープ状態のレッツノートを“起動して”、スマートフォンとレッツノート間の(プライベートな)無線ネットワーク接続を確立する」ことだ。この機能によって、多くのシーンでスマートフォンとレッツノートを連携した利用が考えられるだろう。確かに、クラウド型ストレージサービスなどを利用して同様の目的を果たすことも可能だが、セキュリティ面での不安を感じるユーザーもいるだろうし、また、スマートアーチならインターネット接続が確保できない場所でも使えるという利点もある。

シーン1「通勤電車の中にて」

 レッツノートは「通勤ラッシュに強い」モバイルPCだ。これはもともと、満員電車に乗り込んだときに通勤バッグ内のレッツノートにかかりうる圧迫や振動を想定した加圧振動試験を実施しており、それに耐えるだけの堅牢性を確保しているという意味だが、スマートアーチは、また違う意味で「通勤ラッシュでの強さ」をユーザーに提供してくれる。つまり、片手に持ったバッグ、あるいは、網棚に置いたバッグの中のレッツノートに保存したビジネスドキュメントをスマートフォン上で閲覧できるのだ。

 この“閲覧”をするためには、スマートフォン側のアプリを起動して「ファイル受信」を実行する。そうすると、自動的にバッグ内のレッツノートがスリープを解除して、同期フォルダ内の最新データ(Wordファイル、Excelファイルなど)をスマートフォン側へコピーする。あとは、スマートフォン側で「Polaris Office」の「ドキュメントビューア」を実行すれば、目的のファイルを選んで閲覧が可能だ。

シーン2「商談先での受付待合スペースにて」

 これは、商談先へ向かっていると、到着間際に最新情報がメールで送られてきたというケースだ。先方へ提示する資料にその最新情報を反映したいが、約束の時間は目前に迫っており、まさに相手が出てくるのを待っている状態なので、レッツノートを開いている余裕はないという場合もあるだろう。

 「Polaris Office」ではファイルを閲覧するだけではなく、編集もできる。操作手順はシーン1とほぼ同じで、あとはドキュメントを編集後、「ファイル送信」を実行してレットノート側へ戻すだけだ。Polaris Officeの互換性は比較的高く、実用的なレベルに達しているため、このような用途にも十分に使える。ただし、オリジナルのファイルで複雑なレイアウトを設定している場合、一般的な互換アプリでは崩れなどが発生する可能性もある。この場合は、後述のリモートデスクトップを利用して、PC上のMS Officeを操作する手もある。

シーン3「社内ミーティングスペースにて」

 スマートアーチの「リモートデスクトップ」を実行すれば、スマートフォンでレッツノートのデスクトップをリモートで表示して操作できる。シーン2で紹介した使いかただけでなく、同期フォルダ以外の場所に保存しているファイルを閲覧したい場合や、Polaris Officeでは開けないファイルの確認などに有用だ。

 例えば、部署内のミーティングスペースで休憩中、ほかの社員と仕事上の雑談をしているときに、机に置いてきたレッツノート内のファイルを参照、もしくは、何らかのアプリケーションを利用したいというケースが考えられる。システムのアップデートやウイルスチェックなど、時間のかかる作業の進捗状況が終わったかどうか確認するときも意外と便利だ。レッツノートとスマートフォンは無線ネットワークで直接接続するので、スマートフォンから社内LANへの接続を禁止しているオフィスでも、スマートリーチなら利用できる。


 最新の第3世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーを搭載して性能とバッテリー駆動時間を強化しただけでなく、スマートフォントの連携も最初から利用できるSX2とNX2は、ユーザーのモバイル力(ここは、やはり、“もばいるぢから”と、力強く発音したい)を格段に強くしてくれる頼れるパートナーとなるだろう。

「マイレッツ倶楽部」ならではの色鮮やかなカラー天板

 以前から、パナソニックのWeb通販サイト「マイレッツ倶楽部」では、色鮮やかなカラー天板を用意してユーザーに選択する楽しみを与えている。「いつも持ち歩くレッツノートだから個性的に使いたい」というユーザーから好評を得てきた。夏モデルでは新色の「ファンタズムパープル」が追加されている。

2012年夏のマイレッツ倶楽部モデルで選べるカラー天板として用意した、プレミアムカラーのマリアナブルー(写真=左)とスターダストブラック(写真=右)

同じく、2012年夏のマイレッツ倶楽部モデルで選べるライトニングオレンジ(写真=左)、プロミネンスレッド(写真=中央)、新色のファンタズムパープル(写真=右)



天板カバーなら、気軽に何度でもカラーチェンジ

 「SX」「NX」シリーズでは、簡単に着脱が可能で、レッツノートのカラーリング変更をより気軽に楽しめる「天板カバー」もオプションで購入可能だ。今回「ピンククラスター」「ブルーシェイディヘイズ」の2色が追加され(6月下旬発売予定)、従来の「レッドツウィル」「ホワイトペリシア」「ブルースピードライン」と合わせて、多彩なカラーや肌触りを楽しめるようになっている。

ユーザーが簡単に取り替えられる「天板カバー」は、ここにある“ピンククラスター”と“ブルーシェイディヘイズ”以外にも3色を用意していて、利用シーンだけでなく、ユーザーのファッションやアクセサリーに合わせたコーディネートも可能だ。なお、ピンククラスターを装着したレッツノートSX2は、バッテリーパック[L]を搭載している



「マイレッツ倶楽部 10周年記念特別サイト」公開中!

 パナソニックのPC公式直販サイト「マイレッツ倶楽部」は、購入時に仕様を選べるカスタマイズモデルや、プレミア感あるWeb限定モデルの販売、レッツノート・クリニックによるサポート面の強化など、さまざまなニーズに応えてきた。レッツノートを買い替える度に、同サイトを利用してきたユーザーも少なくないだろう。

 そんなマイレッツ倶楽部も2012年度で10周年を迎え、アニバーサリーイヤーを盛り上げる「マイレッツ倶楽部 10周年記念特別サイト」を公開している。

 同サイトでは、レッツノートユーザーのエピソードを募集し、それを紹介する「マイレッツ倶楽部でよかった!」(投稿者には抽選で10周年オリジナルグッズをプレゼント)をはじめ、レッツノートの歴史を紹介するコンテンツや「マイレッツ倶楽部なんでもランキング」など、特別企画を順次展開する予定だ。

 レッツノートファンなら、定期的にチェックすることをおすすめしたい。



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提供:パナソニック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年7月10日

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