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ラインアップ(第1弾)
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「TOSHIBA Active Display OFF」
東芝は6月11日、2012年PC夏モデルの第2弾を発表。2012年6月15日より順次発売する。
今回の第2弾は、モバイル向け第3世代Coreプロセッサー・ファミリー採用モデルの追加、そして新たな利用シーンを提案するUltrabookのラインアップ拡充がポイントとなる。
Ultrabookは、13.3型サイズの既存シリーズを新色+新CPUで強化した「dynabook R632」に加え、シネマスコープサイズの超横長ディスプレイを採用した新シリーズ「dynabook R542」が加わり、ラインアップがさらに厚くなった。
東芝のUltrabook第2弾「dynabook R542」は、リアルモバイル+ビジネスシーンを想定したUltrabook第1弾のR632とは方向性を変え、エンターテインメントコンテンツの視聴やより快適なネット利用など、家庭向けの利用シーンの新提案として訴求するUltrabookとしてラインアップされた。
CPUは超低電圧版のCore i5-3317U、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD+32GバイトSSDのIntel Smart Response Technology(ISRT)対応ストレージ、高速起動、厚さ20.8ミリ/重量約1.69キロとする薄型/軽量志向なUltrabookの特長とともに、Ultrabook初のアスペクト比21:9とする“超横長”の14.4型ワイド液晶ディスプレイ(1792×768ドット)を採用する。
この超横長ディスプレイにより、シネマスコープサイズの映画コンテンツを画面いっぱいに表示できるメリットのほか、PC作業においてもWebサイトを表示しながら明いた領域で文書を作成するといった、デュアルディスプレイ環境のような効率的な作業も行える。
13.3型サイズのUltrabook「dynabook R632」は、薄型軽量のボディデザインを前モデルより継承しながら、CPU、チップセット、メモリ速度そしてストレージといったPC基本システムをかなり強化した。
CPUは第3世代の超低電圧版Coore i5-3317U、チップセットはIntel HM76 Express、メインメモリはPC3-12800対応のDDR3 SDRAMを4Gバイト(2Gバイト×2 デュアルチャネル対応)、ストレージは前モデル比でリード速度約2.5倍/ライト速度約5.8倍とする高速な新世代SSD(容量は128Gバイト)を採用する。
このほかカラーバリエーションに従来のアルティメットシルバーに加え、明るく華やかな新色「シャンパンゴールド」を追加し、より広いターゲットに訴求できるよう工夫した。
13.3型サイズで光学ドライブも内蔵する高性能モバイル「dynabook R732」も、インテルの第3世代Core プロセッサー・ファミリーの採用とともに、SSD高速化、R632と同じ軽量高輝度液晶パネルを採用し、モバイル性能を大きく強化した。
主な仕様はCore i5-3210M、4Gバイトメモリ、128GバイトSSD(R732/32F)、13.3型ワイドの液晶ディスプレイ(1366×768ドット)、DVDスーパマルチドライブなど。バッテリー動作時間は約13時間、重量は約1.34キロとなる。
また、ビジネスシーンに向けたvPro対応モデル「R732/39F」も用意する。Core i7-3520M vPro+Intel QM77 Express+Windows 7 Professional(64ビット版/32ビット版セレクタブル)の仕様とし、Intel vProをサポートする。
21.5型サイズの地デジ搭載液晶一体型PC「dynabook REGZA PC D712」は、上位シリーズのD732(23型ワイド)や前モデルの直線的デザインに変え、女性層にも訴求するラウンドボディのポップなデザインに一新。カラーバーリエーションもダークグリーン、リュクスホワイト、メローボルドーの3色で展開する。
PC、地デジ視聴、レコーダー、音楽プレーヤーなど1台複数台役の機能担う多目的液晶一体型PCとしての特長はそのままに、実売11万円台半ばとする購入しやすい価格帯も特長となる。
このほか、2012年PC夏モデル第1弾として発表された「dynabook REGZA PC D732」(23型液晶一体型)、「dynabook Qosmio T752」(15.6型地デジ搭載AVノート)、「dynabook T552」(15.6型スタンダードノート)のスタンダードモデルもラインアップに追加する。
搭載するWebカメラで離席を判別し、自動的にディスプレイをオフにする「TOSHIBA Active Display OFF」やピークシフト動作機能「ピークシフトコントロール」や節電動作モード「TOSHIBA eco ユーティリティ」など、独自のソフトウェアも多数搭載する。
夏モデル第1弾の詳細はこちらから
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