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» 2012年06月11日 11時00分 UPDATE

AirPrintに対応:日本HP、オフィス向けA4レーザー複合機2機種

日本HPは、企業向けの管理機能を備えるA4レーザー複合機2機種を発表した。ファームウェアもアップデートし、アップルのAirPrintに対応する。

[池田憲弘,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は6月11日、オフィス向けA4カラーレーザー複合機「HP LaserJet Enterprise 500 Color MFP M575dn」、A4モノクロレーザー複合機「HP LaserJet Enterprise 500 MFP M525dn」を発表した。2012年6月14日に出荷を開始する。価格はM575dnが31万2900円、M525dnが18万8790円(すべて税込み)。

photophoto A4カラーレーザー複合機の「M575dn」(写真=左)と、A4モノクロレーザー複合機「M525dn」(写真=右)

 両製品ともに、前面に640×480ドット対応のカラータッチパネル(8インチ)を備えており、操作はすべてタッチパネルで行う。スキャン画像のプレビューを表示できるほか、設定した操作のショートカットが作成できる「クイックセット」機能を実装する。

 Eメール送信で本文や添付ファイル(画像やPDF、Office文書)がプリントできる機能「HP ePrint」、iOS/Android端末からプリントできるアプリ「HP ePrint Home & Biz」、iOS端末からスキャンやインク残量確認が可能なアプリ「HP Printer Control」に対応するほか、アップルの「AirPrint」、Googleの「Google Cloud Print」も利用できる。

 無線LAN経由でAirPrintを利用するには、2012年夏に発売予定のUSBデバイスサーバ「Jetdirect 2700w」を装着する必要がある。Jetdirect 2700wを装着すると、アクセスポイントを経由せず、プリンタと端末を直接接続して印刷する「無線LANダイレクト印刷」が行える。

photophoto 操作は約8インチのタッチパネルで行う(写真=左)。本体前面にUSBポートを備える。内蔵データの印刷などが行える(写真=右)。USBポートの右にあるのは、カード認証のリーダーなどを収納するハードウェアインテグレーションポケットだ

 オフィス向けの管理機能も多数用意する。ユーザーやアプリケーション(PowerPoint、Webブラウザなど)ごとにカラー出力を制限する機能や、暗証番号やカードによるユーザー認証機能を備えるほか、ディープスリープモードに切り替えて電力使用量を1ワット未満に抑える「オートオン/オートオフ」機能などの節電機能も実装した。

 M575dnの主なスペックは、印刷速度はモノクロ、カラーともに毎分30枚(A4普通紙の場合)で、自動両面印刷に対応する。印刷のランニングコストはモノクロが1枚あたり2.24円、カラーは14.7円だ。給紙容量は手差しが50枚(ADF対応)、カセットが300枚で、オプションの増設トレイ(500枚1段)を使えば、合計で850枚の給紙が可能だ。TEC値は4.6kWhとなる。

 インタフェースはUSB 2.0×2、1000BASE-Tの有線LAN(IPv6)。USBポートは本体前面に備えており、スキャンデータを直接USBメモリに保存できるほか、保存した画像データや文章ファイルを直接印刷できる。PDFのほかコンパクトPDFや暗号化PDFなどもサポート、JPEG形式の出力も可能だ。

 モノクロ複合機のM525dnは、M575dnとインタフェースや機能は共通する。印刷速度は毎分40枚(A4普通紙の場合)で、印刷のランニングコストは1枚あたり1.96円だ。給紙容量は手差しが50枚、カセットが600枚だ。オプションの増設トレイ(500枚)は2段設置でき、最大で1650枚の給紙が可能となる。TEC値は4.016kWh。

photophoto 本体左側面(写真=左)。左下にインタフェース類が集中している(写真=右)

※記事初出時、M575dnのTEC値が間違っていました。正しくは4.6kWhです。お詫びして訂正いたします(2012/6/13 14:00)

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