先週(6月25日週)のアキバで特に注目を集めていたのは、ASUSTeKのZ77ハイエンドマザー「P8Z77-V PREMIUM」だ。価格は4万6000円弱から4万9000円弱で、在庫はやや少数。
P8Z77-V PREMIUMは、ATXサイズのZ77マザーで、4基のPCI Express x16スロットやDDR3スロットを搭載。mSATA端子に32GバイトのSSDをオンボードするほか、付属パーツでIEEE802.11a/b/g/nやBluetooth 4.0/3.0+HSに対応し、ギガビットLANも2系統用意するなど、穴のない多彩な機能を盛り込んでいるのが特徴だ。さらにThunderboltポートも備えている。
価格の高さから飛ぶように売れるという状況ではないものの、ショップの評価は高く、高根の花的なポジションとなっていた。ドスパラ パーツ館は「Z77はもともとThunderboltの対応を想定していますし、SSDをオンボードしているので、Intel Smart Response Technologyを利用するのにも最適です。とにかくZ77の実力を全部使いたいという人はすごく魅力的なマザーだと思いますね」とほめちぎる。
別のショップでも「スタンダードシリーズの流れにあるのに、CPU電源回りが20フェーズだったりするので、オーバークロックもかなり楽しめますし、無線LANも2系統あるから家庭内ネットワークの中継機的な使い方もできます。高価なだけあって、内にも外にもものすごい選択肢を用意しています」と高い評価を聞いた。
そのほかにも(数量的な大ヒットは期待されないものの)ショップ担当者の評価が高い新製品が目立っていた。次ページ以降で紹介していこう。
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