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» 2012年07月11日 11時48分 UPDATE

入門機に最適:最新Core i7搭載ノートが6万円切り!! マウスコンピューター「LB-F310X」を試す (1/2)

Ivy Bridge世代のクアッドコアCPUを搭載した15.6型ワイドのオールインワンノートPCがOS込みで5万円台……すごい時代です。

[後藤治(撮影:矢野渉),ITmedia]

抜群のコストパフォーマンスを誇る15.6型ワイドノートPC

og_luvf_001.jpg 「LuvBook F」シリーズの「LB-F310X」

 マウスコンピューターの「LuvBook F」シリーズは、光沢仕様の15.6型ワイド液晶ディスプレイやテンキー付きキーボード、光学ドライブを搭載するオールインワンのA4フルサイズノートPCだ。

 Webブラウジングなどの日常用途や、オフィス系ソフトを使った作業、デジカメ画像の編集などに十分な性能を備え、ライトユーザーのデスクトップPCリプレースに向くノートPCといえるが、何よりも驚かされるのはその価格。構成次第では4万円を大幅に切る価格で提供されており、今回評価した上位モデル「LB-F310X」も、第3世代のクアッドコアCPUを搭載しながら5万9850円と、抜群のコストパフォーマンスを誇る。これが64ビット版Windows 7 Home Premium込みの値段なのだから、「パソコンって本当に安くなったよなあ」と思わずにはいられない。それでは早速、実際の使い勝手を見ていこう。

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 LB-F310Xの外観は、同社がダークブラウンと呼ぶ、黒に近いカラーリングになっている。ただし、よく見ると天板側には細かい幾何学的なパターンが入っており、パームレスト部にもエンボス加工が施されているため、エントリー機に特有の安っぽさはなく、むしろしっかりデザインされていると感じる。

 本体サイズは376(幅)×252(奥行き)×34.9(高さ)ミリ、重量は約2.6キロとかなり大柄で、基本的に持ち運んでの利用はほぼないと思われる。とはいえ、バッテリー駆動時間は公称で約4.8時間をうたっており、部屋間の移動や不意の停電で電源を確保できな際にも対応できるのはうれしい(バッテリー駆動時間の実測値は後述する)。ACアダプタのサイズも、45(幅)×105(奥行き)×28(高さ)ミリと、エントリークラスのノートPCとしては比較的小型だ。ただ、3ピンの太い電源ケーブルを採用しているため、ケーブルの込みの重量は実測で約326グラムあった。

og_luvf_003.jpgog_luvf_004.jpg 本体前面、背面。全面左側にSDメモリーカード(SDXC対応)/メモリースティック兼用カードスロットがある

og_luvf_005.jpgog_luvf_006.jpg 本体左側面、右側面。インタフェースは左右に振り分けられており、2基のUSB 3.0、HDMI出力、ギガビットLAN、アナログRGBが左側面に、ヘッドフォン、マイクと2基のUSB 2.0、および光学ドライブが右側面に並んでいる。内容も数も十分だ。IEEE802.11b/g/n対応無線LANも内蔵しているが、有線LANを使う場合は、ポートの位置が中央手前寄りなので少し気になるかもしれない

第3世代のクアッドコアCPUを搭載。余裕のある入力環境も好印象

og_luvf_007.jpg Ivy Bridge世代のシステムを搭載。CPUやメモリ、HDDは底面カバーを外せば簡単にアクセスできる

 基本システムは、Ivy Bridge(開発コード名)世代のCore i7-3610QMとIntel HM76 Expressチップセットを組み合わせている。Core i7-3610QMは、4コア/8スレッド動作に対応し、標準動作クロックは2.3GHz、Turbo Boost 2.0時は最大3.3GHzまで跳ね上がる。さすがにこの価格で外部GPUまでは搭載しないが、Ivy Bridge世代ではCPU統合グラフィックスコアの性能も向上している。

 そのほかのスペックもデュアルチャンネル動作の4Gバイトメモリ(2GバイトPC3-12800×2)、500GバイトHDD、そしてDVDスーパーマルチドライブと、エントリー機としては十分すぎる構成だ。ちなみにLB-F310Xは本来、光学ドライブを搭載しないモデルなのだが、今だけのキャンペーンでDVDスーパーマルチドライブに無料アップグレードできるので、さらにお得感が増している。

 15.6型ワイドの液晶ディスプレイは、このクラスのノートPCではほぼ標準の1366×768ドット表示に対応する。画面サイズが広いぶん、もう少し高い解像度がほしい気もするが価格を考えると仕方のないところだろう。目視の印象では輝度は十分に高く、明るさの設定を50%にしても視認性は確保できる印象。視野角は特に上下が狭めで、液晶ディスプレイの角度によっては色が反転しやすい。光沢パネルのため映り込みもそれなりで、蛍光灯が並ぶ明るいオフィスなどではやや気になるかもしれない。

 一方、大柄なボディサイズを反映して、キーボードはテンキー付きの日本語103キーを搭載する。いわゆるアイソレーションタイプで、キーピッチは19ミリ、キートップのサイズも約14ミリ(確保)と余裕がある。ストロークも2ミリと深く、入力しやすい。ただ、右側面に搭載される光学ドライブの上(つまりエンターキーから10キー付近)あたりは、強めにタイピングするとたわみやすく、カチャカチャと音がする。全体的にタイピング音は静かなのだが、この部分だけ音がしやすいのは残念だ。

 タッチパッドのサイズは87(幅)×57(奥行き)ミリで、クリックボタンと分離しているため、それほど広い印象はない。クリックボタンは適度なクリック感があり押しやすい。なお、タッチパッドはシナプティクス製ドライバ(Version 15.3.29)がインストールされており、タッチパッドのエッジを使った垂直/水平スクロールや、ズーム/回転などに対応する。ちなみに、タッチパッド周辺は細かいヘアラインが入ったアルミパーツで縁取りされており、デザインのアクセントになっている。

og_luvf_010.jpgog_luvf_011.jpg 1366×768ドット表示対応の15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載。フレーム上部に130万画素Webカメラを内蔵する(写真=左)。キーボードはアイソレーションタイプで、10キー付きの日本語103キーレイアウトを採用(写真=右)

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