「HD7770-DC-1GD5-V2」は、GPU側でオーバークロック設定をサポートする「Radeon HD 7770 GHz Edition」を採用したグラフィックスカードだ。コアクロックは、1020MHzで定格から20MHz上がっている。グラフィックスメモリは、GDDR5を1Gバイト載せており、転送レートは4600Mbpsに相当と、こちらも100Mbps上がっている。映像出力インタフェースはDisplayPortとHDMI、そして、2基のDVI-Iを備える。
ASUSが独自に開発してマザーボードなどで採用していた電源回路「DIGI+VRM」をグラフィックスカードにも導入し、処理負荷に応じた電力供給を可能にした。ASUSは、一般的な電源回路と比べて電流ノイズを30パーセント低減できたと説明している。また、クーラーユニットには、ヒートパイプをGPUに密着することで効率をリファレンスクーラーから20パーセント高くした「DirectCU」を導入する。
出荷開始は、7月13日からの予定で、実売予想価格は1万5000円前後とみられる。
「HD7750-1GD5-V2」は、Radeon HD 7750を搭載するが、グラフィックスカード側でオーバークロック設定を施したモデルになる。コアクロックは820MHzで定格から20MHz上がっている。グラフィックスメモリは、GDDR5を1Gバイト載せ、転送レートは4600Mbps相当と、こちらも100MHzあげた状態で設定している。映像出力インタフェースは、DisplayPort、HDMI、そして、DVI-Iを備える。
クーラーユニットに防じんファンを組み込んでおり、メンテナンスをせずとも長期間の使用が可能だ。ASUSは、従来のグラフィックスカード用クーラーファンと比べて寿命が25パーセント長くなると説明している。
出荷開始は7月13日からの予定で、実売予想価格は1万3000円前後とみられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.