新しいユーザーインタフェースなど使った具体的な動作デモは、日本マイクロソフトOfficeビジネス本部 エグゼクティブ プロダクトマネージャの内田修氏が行った。
Outlookの画面デザインでは、コンテンツにユーザーが集中できるように、フォームを仕切る直線を排除し、タッチモードでは、指を使ったタッチ操作がやり易いように、アイコンの間隔を広げるようにした。また、スレートタイプのデバイスを本体を両手で持った状態でも操作できるように、コントロールパットを画面の右端にそろえている。メール作成中にスケジュールを確認する場合は、該当する日付のタッチで予定の概要、さらに、詳細を表示するなど、思考を邪魔せず操作の継続性を可能にするデザインを目指した。
Excelでは、複数の項目が1つのセルに収納されてしまったテキストファイルからなる表で、それぞれの項目を分割して入力する作業を示し、すでにある表のレコードと、新たに入力したセルの内容から、“期待されるデータの連続値”をExcelが判断して自動で用意する機能を紹介した。さらに、ユーザーが選択した複数のセルに収納している値をExcelが分析して、グラフや書式スタイルのプレビューを表示する「クイック分析レンズ」機能を導入する。
PowerPointでも、ガイドラインに沿って画像を配置できる直感的に操作できるレイアウト機能のほか、プレゼンモードでは、経過時間や次に表示するスライド、スピーチの原稿など、発表側のビューが大きく進化していることを示した。
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