先週、Nofan「CR-95C」と並ぶインパクトを放っていたのは、AeroCoolのなま板(ベンチマーク台)「STRIKE-X AIR」だ。ドスパラ パーツ館の2階に実機が展示されており、今週後半にも売り出されるという。
STRIKE-X AIRは、ゲーミングデバイスのようなデザインのベンチマーク台で、E-ATXマザーまで対応する。ドライブや電源を固定するベースが脇に配置されているほか、マザー全体を覆えるメッシュパネルには20センチファンが固定されており、むき出しの状態でも安定したエアフローが確保できるなど、実用面の工夫も各所にみられる。
予価は1万2980円。6月23日と24日に開催された自作パーツイベント「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 〜夏の陣〜」に展示されていたときは発売時期や価格がまだ決まっておらず、代理店スタッフ「夏場に1万円くらいのインパクトのある価格でどーんと売り出そうかと思っておます」と語っていた。その思惑に沿った条件でデビューすることになりそうだ。
展示機の注目度も上々とのことで、ドスパラ パーツ館は「パーツの付け替えが日常茶飯事という人にとっては、ドライブ類などが散佚しないで、常に整理整頓できるベンチマーク台はかなり貴重だと思います。ハイエンドな構成でもばっちり試せますし、意外とリーズナブルなので、面白いアイテムだと思います」とヒットを期待していた。
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