省スペースにからむところで、変わり種の新製品2モデルが注目を集めていた。1つはセンチュリーの「ATX電源活して外付け」。電源ユニットを外付けにして内部スペースを広げるためのアイテムで、ATX電源とSFX電源に対応する。メイン電源やSATA電源などの延長ケーブルと、ケーブルを引き出す穴の開いた電源パネルカバーを同梱している。価格は3000円前後だ。
パソコンハウス東映は「mini-ITXケースなどで内部に収まりきらない大容量電源を使ったり、熱源を外に置いたりする目的に使えます。SFX電源対応なので、活用範囲は広いですよ」と語る。
もう1つは、エアリアのストレージアダプタ「俺の自己満足」。2台のSATA型HDD/SSDを接続できるアダプタで、PCとはUSB 3.0でつなぐ。2台のドライブでRAID 0/1が構築できるほか、PCなしでデュプリケータとしても使えるのがポイントだ。価格は約5000円。
入荷したパソコンショップ・アークは「コンパクトかつ低価格なデュプリケータとして魅力があります。最近はWindows 8を見越してドライブの引っ越し準備を進めている人も多いので、マシン移行後もさまざまな用途で使えるこのモデルもヒットするかもとみています」と期待を寄せていた。
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