OSは現状維持で、64ビット版Windows 7 Home Premium(DSP版)にUSB 2.0インタフェースカードを付属した低価格なパッケージのまま。ただしセット価格は1万670円だったので、元の構成よりもわずかに価格が下がった。
そして、完成した構成表がこれだ。
ダメ出し後の構成表 | ||
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★CPU | インテル「Core i5-3570」 | 1万7980円 |
マザーボード | MSI「Z77A-GD55」(Z77チップセット搭載) | 1万5480円 |
★メモリ | センチュリーマイクロ「CAK4GX2-D3U1600/ELP」(DDR3-1600 4Gバイト×2枚) | 6980円 |
★SSD | サムスン「830 MZ-7PC128B」(128Gバイト) | 7800円 |
HDD | ウェスタンデジタル「WD Caviar Green WD20EARX」(2Tバイト) | 7780円 |
★光学ドライブ | ソニーオプティアーク「AD-7280S+S」(DVDマルチ) | 1980円 |
グラフィックスカード | ZOTAC「ZTGT640-2GD3R001」(GeForce GT 640搭載) | 9980円 |
★PCケース | Antec「SOLO II」 | 1万300円 |
★電源 | オウルテック「AURUM AU-500」 | 9980円 |
OS | マイクロソフト「Windows 7 Home Premium 64bit DSP版」+USB 2.0カード | 1万670円 |
元の構成よりもCPUとメモリが強化され、電源回りもタフになっている。また、グラフィックスカードやマザーボードなどの現状維持パーツやSSDの影には、別の有力な選択肢が提示されたことも見逃せない。グラフィックスカードを外して、1万円の予算をSSDの強化に当てたり、逆に、micro ATXマザーとmicro ATXケースに変更して、その分でハイスペックなグラフィックスカードに変えるといった道筋もクリアに見えるはずだ。
ちなみに、Windows 8に向けて気にすべきパーツを聞いたところ、森田氏は「特にないんですよね。Windows 7が快適に動くなら大丈夫ですよ」と答えてくれた。
この夏、マシンを組む参考になれば幸いだ。
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