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» 2012年08月21日 17時00分 UPDATE

“六角柱1本”の意外なスタイル:PCもスマホも、広範囲に使える多機能ワイヤレススピーカー「Sound BlasterAxx」シリーズを試す (1/3)

六角柱ボディが印象的なワイヤレススピーカー「Sound BlasterAxx」シリーズが登場。PCとスマートデバイスを併用する人に便利なBluetooth内蔵上位モデル「SBX 20」の使い勝手を検証する。

[太田百合子(撮影:矢野渉),ITmedia]

これ1台で、PC/スマホのワイヤレススピーカーにも、ハンズフリー通話用マイクにもなる多機能機器

photo クリエイティブメディア「Sound BlasterAxx SBX 20」。実売価格は1万8000円前後。高さ約400ミリ、直径約100ミリの六角柱ボディを立てて使う独特なスタイルが特徴。内部に2つのスピーカーがあり、1本でもきちんとステレオ効果が得られる

 PCやスマホ用に別途外部スピーカーを用意するというと、より高音質を──というサウンド面を追求しがちだが、昨今のニーズはそれだけではないようだ。六角柱の個性的なデザインを採用したクリエイティブメディア「Sound BlasterAxx」シリーズはそんな利用シーンを提案する、新基軸のスピーカー、いやマルチサウンド機器である。

 Sound BlasterAxxは「SBX 8」「SBX 10」「SBX 20」という3モデルを用意し、上位のSBX 20とSBX 10は、USB接続に加えてBluetooth 2.1+EDR(対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP/対応音声コーデック:AAC、SBC)にも対応する。これにより、Bluetoothを内蔵するPCやスマートフォン、タブレット、ポータブル音楽プレーヤーなどのワイヤレススピーカーとしても活用できるようになっている。

 Sound Blasterは、クリエイティブメディアのサウンドカード/機器のブランド名であることはご存じの人も多い。今回試用したSBX 20も、同社の最上位サウンドカードに搭載されているクアッドコアサウンドプロセッサ「Sound Core3D」をベースに、PCだけでなくスマートフォンにも最適化したという同社のマルチコアボイス/オーディオエフェクトプロセッサ「SB-Axx1」を採用。音声を圧縮した際に失われるダイナミックレンジの補正機能や、バーチャルサラウンド機能、トラックごとに異なる音量を自動調整する機能、セリフの音域を強調して聞き取りやすくする機能、低音域を補正する機能を備えている。


photophoto 上部がタッチセンサー式の操作パネルになっており、ここでボリュームの調整や各種機能の調整が行える。光沢表面ゆえ操作時に指紋が付きやすいのだが、ブラックに浮かび上がる6つのボタンはなかなか格好イイ。中央のスライダーを上になぞると音量アップ、下になぞるとダウンする仕組み
photo それとなく机上に置いてみた。存在感はそれなりにあるが、24型ワイドの液晶ディスプレイの横へ置くとなると意外と収まりがいい。また、方向コントロールも行うマイク機能などにより、同じ部屋であれば適当に床置きしてもよかったりする。ちなみに、USBバスパワーで動作するのも便利で、エラいところ。別途、5ボルト/1アンペア出力のACアダプタ「Creative USBパワーアダプター」を用意するほか、同等出力のUSBポータブルバッテリーやUSB ACアダプタなどでも動作可能ということだ

 2つのスピーカーだけでなく、無指向性のマイクも内蔵するのが本シリーズの独特なところだ。デュアルマイクアレイとモニタースピーカーを1台に内蔵するため、これを1つ操作機器の近くにおいておけば、スマートフォンのハンズフリー通話やSkypeなどのボイスチャットも室内の誰かと話すかのように自然に会話できるようになる。

 さて、一般的にスピーカーとマイクの位置が近いと「キーン」音などハウリングと呼ぶ現象が起らないかと心配してしまうが、本機はエコーやハウリングの発生を抑える機能とともに、最適な音量調整を行う機能やノイズ低減機能、無指向性マイクをコントロールして指向性マイクさながらに集音範囲を調整する機能により、このあたりはユーザーがほぼ気にせず済むようになっている。

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