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» 2012年08月21日 20時30分 UPDATE

スマホ、クラウドとの連携を強化:エプソン、ビジネス向けインクジェットプリンタ9機種を投入 (1/2)

エプソンは、インクジェットプリンタ/複合機9機種を発表した。高い耐久性、低ランニングコストといった特徴を引き継ぎつつ、スマートフォンやクラウドとの連携機能を強化した。

[池田憲弘,ITmedia]

 エプソンは8月21日、ビジネス向けA4インクジェットプリンタ/複合機の新製品9機種を発表した。価格はオープンで、エプソンダイレクトの直販価格は「PX-675F」が3万9980円、「PX-605F」が2万9980円、「PX-205」が1万6980円、「PX-535F」が2万4980円、「PX-505F」が1万9980円、「PX-105」が9980円、「PX-K751F」が3万4980円、「PX-K701」が1万9980円、「PX-K150」が7980円となる。

 モノクロインクジェットプリンタのPX-K751F、PX-K701、PX-K150は2012年11月初旬に発売予定、そのほかの6機種は2012年9月20日に発売する。

高耐久、高速印刷が特徴の複合機「PX-675F」

 PX-675FとPX-605Fは、プリント、コピー、スキャン、FAX機能を備えるA4対応のカラーインクジェット複合機。4色独立型の全色顔料インクを採用し、A4とB5の自動両面印刷に対応するのが特徴だ。

 ファーストプリントがカラーで15秒、モノクロが10秒、印字速度は最高でカラー、モノクロともに38枚/分(初期設定ではカラーが9.5枚/分、モノクロが15枚/分)となる。ランニングコストはカラーが9.1円で、モノクロが2.6円。プリントエンジンの印刷解像度は5760×1440dpiとなる。

photophoto PX-675F(写真=左)とPX-605F(写真=右)

 30枚給紙できるADFを備えており、フロントカセットの給紙容量はPX-675Fは最大で500枚、PX-605Fは最大250枚となる。どちらも背面には厚紙や大型封筒などを利用できる手差しトレイを備える(1枚ずつ給紙)。スキャナはCISセンサーを搭載し、光学解像度は1200×2400dpiだ。インタフェースはUSB 2.0で、100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANを利用できる。

 今回のモデルでは、写真やドキュメントをメールに添付し、プリンタのメールアドレスに送ると印刷できる「メールプリント」機能や、スマートフォンに保存した写真やドキュメントの印刷などができる「Epson iPrint」機能に加え、Web経由で印刷指示が出せる「リモートプリンタドライバー」機能、スキャンした原稿データをクラウドストレージへアップロードしたり、別のプリンタ(メールプリント対応の機種)に送信して印刷できる「メールdeリモート印刷」機能に対応した。

 PX-675Fの本体サイズは449(幅)×427(奥行き)×308(高さ)ミリで、重量は約11キロ。PX-605Fの本体サイズは449(幅)×417(奥行き)×243(高さ)ミリで、重量は約9.1キロ(いずれも本体サイズは収納時の大きさ)。

photo PX-205

 PX-205は、A4対応のカラーインクジェットプリンタ。A4とB5の自動両面印刷に対応しており、ファーストプリント時間や印字速度、ランニングコスト、給紙容量などのスペックはPX-605Fと共通する。有線LAN、無線LANを標準で装備しているが、メールプリントやEpson iPrintなどには対応しない。収納時の本体サイズは449(幅)×380(奥行き)×165(高さ)ミリで、重量は約5.4キロ。以上3機種の耐久性は、すべて約6万ページとなっている。

コンパクトボディを採用、価格を抑えたエントリーモデル3機種

 PX-535FとPX-505Fは、392(幅)×377(奥行き)×221(高さ)ミリという小型ボディを特徴とするA4対応のカラーインクジェット複合機だ。PX-675FやPX-605と異なり、機能を絞り、価格を抑えたエントリーモデルとなっている。

 ファーストプリントはカラーが22秒、モノクロは12秒、印字速度は最高でカラーが18枚/分、モノクロが34枚/分(標準設定ではカラーが4.7枚/分、モノクロが9枚/分)となる。ランニングコストはカラーが13.1円で、モノクロが4.3円。プリントエンジンの最高解像度は5760×1440ドット。

photophoto PX-535F(写真=左)とPX-505F(写真=右)。PX-535FはADFに対応し、操作用の液晶ディスプレイを備えている

 給紙容量は最大120枚(A4普通紙の場合。ハガキは最大30枚、写真用紙は最大20枚)。インタフェースはUSB 2.0で、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANを利用可能だ。PX-535Fのみ100BASE-TXの有線LANにも対応する。スキャナはCISセンサーを採用し、光学解像度は1200×2400dpiだ。PX-535のみ最大30枚のADFを備える。

 スマートフォン、クラウド連携機能については、スマートフォンに保存した写真やドキュメントの印刷などができるEpson iPrint機能は、PX-535FとPX-505Fのどちらも対応する。そのほかのメールプリント機能、リモートプリンタドライバー機能、メールdeリモート印刷機能についてはPX-535Fのみ利用可能だ。

 PX-535Fの本体サイズは392(幅)×377(奥行き)×221(高さ)ミリで、重量は約6キロ。PX-505Fは392(幅)×377(奥行き)×177(高さ)ミリ、約5.1キロ(本体サイズはいずれも収納時)。

photo PX-105

 PX-105は、A4対応のカラーインクジェットプリンタ。ファーストプリント時間や印字速度、ランニングコスト、給紙容量などのスペックはPX-505Fと共通する。有線LAN、無線LANを標準で装備しているが、メールプリントやEpson iPrintなどのスマートフォン、クラウド連携機能には対応しない。収納時の本体サイズは、392(幅)×264(奥行き)×148(高さ)ミリで、重量は約3.3キロ。以上3機種の耐久性はすべて約5万ページとなる。

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