HDD切り替え機能つきのPCケース「Silencio 650」が登場古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2012年09月10日 12時09分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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LAMD製コントローラー搭載のSSDやTDP 35ワットのCeleronなど

コルセア「Neutron」シリーズ

 SSDでは、エンタープライズ向けストレージのチップ設計で名を馳せるLAMD社のコントローラーを採用した「Neutron」シリーズがコルセアから登場している。価格は240Gバイトモデルが2万円弱で、120Gバイトモデルが1万円弱となる。在庫は潤沢だ。240Gバイトモデルの公称速度は、シーケンシャルリード最大555Mバイト/秒、ライト最大370Mバイト/sで、4Kバイトのランダムライトは最大85000IOPSとなる。入荷したTSUKUMO eX.は「コントローラーの有力な選択肢がSandForceとMarvell、サムスンにもう1つ加わることが期待されます。初登場でも普通に安いですし、順調に売れるんじゃないかと思います」と話していた。

 CPUは、インテルのLGA 1155向けエントリークラスに低消費電力版が登場。「Pentium G645T」と「Celeron G550T」で、入荷したPC DIY SHOP FreeTでは5980円と3980円と値付けしていた。バルク品のため、CPUクーラーとのセットでのみ販売している。どちらもグラフィックチップを内蔵し、TDPは35ワットとなる。同店は「内蔵するのはIntel HD Graphicsなので最低限の描画機能となりますが、省エネなCPUを探している人には面白い選択肢になると思います」と語った。

 マザーボードにも低価格帯の新製品がいくつか登場している。ASRockから登場したのはH77チップセット搭載のATXモデル「ZH77 Pro3」で、価格は7000円強。2基のPCI Express x16スロットや4基のDDR3スロットを備えるシンプルな構成で、HDMIとミニD-Sub 15ピン端子を搭載している。フェイス秋葉原本店は「型番がややこしいですが、H77搭載であって、Z77ではありません。シンプル構成ですが、ASRock独自のXFast 555テクノロジーを備えていますし、普通にIvy Bridgeを使うなら悪くないんじゃないでしょうか」と評価していた。

インテル「Pentium G645T」(写真=左)。インテル「Celeron G550T」(写真=中央)。ASRock「ZH77 Pro3」(写真=右)

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