SSDでは、エンタープライズ向けストレージのチップ設計で名を馳せるLAMD社のコントローラーを採用した「Neutron」シリーズがコルセアから登場している。価格は240Gバイトモデルが2万円弱で、120Gバイトモデルが1万円弱となる。在庫は潤沢だ。240Gバイトモデルの公称速度は、シーケンシャルリード最大555Mバイト/秒、ライト最大370Mバイト/sで、4Kバイトのランダムライトは最大85000IOPSとなる。入荷したTSUKUMO eX.は「コントローラーの有力な選択肢がSandForceとMarvell、サムスンにもう1つ加わることが期待されます。初登場でも普通に安いですし、順調に売れるんじゃないかと思います」と話していた。
CPUは、インテルのLGA 1155向けエントリークラスに低消費電力版が登場。「Pentium G645T」と「Celeron G550T」で、入荷したPC DIY SHOP FreeTでは5980円と3980円と値付けしていた。バルク品のため、CPUクーラーとのセットでのみ販売している。どちらもグラフィックチップを内蔵し、TDPは35ワットとなる。同店は「内蔵するのはIntel HD Graphicsなので最低限の描画機能となりますが、省エネなCPUを探している人には面白い選択肢になると思います」と語った。
マザーボードにも低価格帯の新製品がいくつか登場している。ASRockから登場したのはH77チップセット搭載のATXモデル「ZH77 Pro3」で、価格は7000円強。2基のPCI Express x16スロットや4基のDDR3スロットを備えるシンプルな構成で、HDMIとミニD-Sub 15ピン端子を搭載している。フェイス秋葉原本店は「型番がややこしいですが、H77搭載であって、Z77ではありません。シンプル構成ですが、ASRock独自のXFast 555テクノロジーを備えていますし、普通にIvy Bridgeを使うなら悪くないんじゃないでしょうか」と評価していた。
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