第3回 何これ速い──スイスイとRAW現像、改めてUSB 3.0の絶大効果も知るテツなアラフィフと「dynabook R732」(2/2 ページ)

» 2012年09月14日 17時00分 公開
[今藤弘一,ITmedia]
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RAW現像の処理もラクラクだ。

photo LightroomにRAWファイルを読み込ませたところ。ストレージ速度が遅く、PCパフォーマンスも遅いと、この表示自体でさえもたつくのだが、R732/W5はさくっと表示してくれた

 続いてRAWデータを現像をしてみよう。現像はアドビシステムズ「Adobe Photoshop Lightroom 4」(以下、Lightroom)で行う。

 Lightroomの使い方はこちらを参照いただくとして、さておきR632は高速SSD+パワフルなCPUのため、Lightroom 4にデータを読み込ませるのもほぼ一瞬で、このほかの作業も意外にスイスイできてしまう。

 ……では。


すでに現役を終え外川駅に係留されたままの「デハ801」。好きな車両だったが、営業路線を定期的に走る姿はもう見ることができない
思い出にひたるため、色温度を変えてみたりして昔のカラー写真っぽくしてみたりする。Lightroomは適当にいじっているだけでも楽しい
古い車両の場合、セピア調に変化させると味が出たりするのだ。ただ、この車両は赤と焦げ茶という配色のためか、この適用はなんかちょっと違う気がする
訪ねたときは、もと東京メトロ銀座線の車両がオリジナルカラーにお化粧直し中だった。こんな感じで背景のヤマサ醤油の工場と合わせて撮った写真も結構見る
白い車両だとセピア調もよく似合う

 ……。このままLightroomで遊びまくってしまいそうだが、R732はこういった重い処理をかなりこなせるパフォーマンスも持っている。しかもモバイル環境でも。

 このため、プレゼンテーションデータの作成、ビジネスシーンで使うJPEG写真の処理、数分程度のちょっとした資料用動画データの編集・管理程度の作業は、余裕──どころか、これまでのPCより格段に効率が上がるであろうことが理解していただけるだろう。

 dynabook R732/W5を約2カ月使って分かったのは、その“柔軟性”だ。もちろん普段はビシッとビジネスシーンで使うが、これまで紹介してきた通り、こうしたホビー用途にも十分に耐える能力を持っている。そのフトコロの深さに脱帽である。


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