マザーボードでは、ASUSTeKの新製品が目立っていた。メインストリームではLGA 1155タイプの「P8Z77-V PRO/THUNDERBOLT」が2万6000円前後から2万8000円前後で登場。従来からあるZ77マザースタンダードのATXマザー「P8Z77-V PRO」に、Thunderboltを追加したもので、代わりにDisplayPortがカットされている。TSUKUMO eX.は「ASUSTeK製のThunderbolt対応マザーといえば、R.O.G.シリーズか、約4万円する『P8Z77-V PREMIUM』しかありませんでした。このモデルが出たことで、ASUSTeKのThunderboltマザーもかなり選びやすくなると思います」と期待を寄せる。
mini-ITXタイプでは、AMDのデュアルコアAPU「C-60」をオンボードした「C60M1-I」が7500円前後で出回っている。ファンレス仕様で、SATA3.0ポートを6基備え、x4動作のPCI Express x16スロットを1基搭載するなど、拡張性も高い。C-60をオンボードするマザーは、8月末にECSから「HDC-I2/C-60」が9000円弱で登場している、C60M1-Iは2つめとなる。
PC DIY SHOP FreeTは「HDC-I2/C-60はパッケージだけファンレスで、中身はファンありでしたが、コレは正真正銘のファンレスマザーですね。価格も安いですし、SATA 3.0ポートがたくさん用意されているなど付加価値も高いので、小型マシンを作る人にはかなりおすすめできますよ」と話していた。
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