キャンペーンが加速しているのはAMD陣営も同様だ。特に登場したばかりのTrinityとSocket FM2マザーに絡んだセット割引セールが目立つ。
その流れに埋もれずに異彩を放っていたのは、AMDのコンシューマー向けCPU最上位モデルだ。先のPC DIY SHOP FreeTには、1年前に日本限定で500個のみ生産された水冷クーラー付属パック「FX-8150 Limited Edition」が2台入荷していた。ASUSTeKの「SABERTOOTH 990FX」とのセットが2万4980円。ギガバイトの「GA-990FXA-UD3」とのセットが2万480円となる。同店は「奇跡的に入荷しました。あれから何度かアキバに出回っていますが、さすがにこれが本当に本当の最後じゃないでしょうか」と話していた。
また、セットでお買い得という意味では、TSUKUMO.eX 4階で始まったOpteronの「お試し3点セット」も見逃せない。TDP 65ワットの8コアCPU「Opteron 3280」とASUSTeKの対応マザー「M5A99X EVO」、さらにSapphireのRadeon HD 5450搭載グラフィックスカード「11166-01-20R」で1万9980円となる。2カ月前に同じCPUとマザーの2点セットで売り出したときの2万3980円から、さらにグラフィックスカードがついて4000円も安くなっている。
同店は「CPUとマザーを普通に買うだけで2万円を軽く超えるので、この価格はかなりおかしなことになっていると思います。ある程度ストックもあるので、省エネな8コアマシンを試してみたいという人に注目してもらいたいですね」と話していた。
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