「VALUESTAR L」の2012年秋冬モデルラインアップは、23型ワイドの液晶ディスプレイが付属する「VL750/JS」と19型ワイドの液晶ディスプレイが付属する「VL150/JS」を用意する。出荷開始は10月下旬の予定で、実売予想価格はPC-VL750/JSが21万円前後、PC-VL150/JSが10万5000円前後の見込みだ。
VL750/JSのハードウェア構成は、従来モデルとほぼ同じで第3世代Coreプロセッサー・ファミリーでクアッドコア、TDP 65ワットの「Core i7-3770S」(3.1GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.9GHz)を搭載する。チップセットはIntel H61 Express。システムメモリはDDR3-1600を8Gバイト(4Gバイト×2枚)載せる。データストレージとして搭載するHDDの容量は3Tバイトと従来モデルから増えた。Blu-ray Discドライブを本体に内蔵する。グラフィックス機能として利用する外付けGPUもGeForce GT 630搭載グラフィックスカードを本体のPCI Express x16対応拡張スロットに組み込む。
付属する液晶ディスプレイは、サイズが23型ワイドで解像度が1920×1080ドット。IPS方式のスーパーシャインビュー EX液晶パネルを採用する。本体に搭載するインタフェースは、USB 3.0が2基、USB 2.0が6基、ギガビット対応有線LAN、DVI-I、HDMI、さらに、高速転送規格のUHS-Iに対応するSDメモリーカードスロット、メモリースティックデュオスロットも備える。
OSはWindows 8を導入し、標準構成でMicrosoft Office Home and Business 2010を用意する。
VL150/JSは、CPUが、第3世代Coreプロセッサー・ファミリーの「Core i3-3220」(3.3GHz)に変更した。システムメモリは、DDR3 1333MHzを4Gバイト載せて、データストレージは容量500GバイトのHDDのほか、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチを本体に内蔵。グラフィックス機能はCPUに統合するIntel HD Graphics 4000を利用する。
付属する液晶ディスプレイは、サイズが19型ワイドで解像度は1440×900ドット。ビジネス利用を考慮して非光沢タイプのパネルを採用する。本体に搭載するインタフェースには、USB 2.0が6基、ギガビット対応有線LAN、DVI-Dを備えるが、VL750/JSにあったUSB 3.0やメディアカードリーダは搭載しない。OSは、Windows 8を導入し、標準構成でMicrosoft Office Personal 2010を用意する。
LaVie/VALUESTARシリーズ店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
VALUESTAR L | VL750/JS | セパレート | Win 8採用、基本性能強化 | Core i7-3770S (3.1GHz/最大3.9GHz) | 8GB (DDR3) | 3TB | 64ビット版 Windows 8 | 21万円前後 |
VL150/JS | セパレート | Win 8採用、CPU強化 | Core i3-3220(3.3GHz) | 4GB (DDR3) | 1TB | 64ビット版 Windows 8 | 10万5000円前後 | |
LaVie/VALUESTARシリーズ店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VALUESTAR L | VL750/JS | 23型ワイド(IPS) | 1920×1080 | Intel H61 | Blu-ray Disc | GeForce GT 630 | ─ / Office Home and Business 2010 | 約9.1キロ |
VL150/JS | 19型ワイド(ノングレア) | 1440×900 | Intel H61 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | ─ / Office Personal 2010 | 約8.4キロ | |
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