PCケースで目立っていたのは、BitFenixのmini-ITXケース「Prodigy」だ。6月後半に登場したホワイトとブラックに続いて、ビビッドなカラーのレッドとオレンジが追加された。価格は従来のラインアップと同じ1万円弱だ。
Prodigyはmini-ITXマザー用のケースながら、上部に水冷キットのラジエーターが載せられるスペースがあり、5インチベイ1基と3.5インチベイ5基、2.5インチベイ9基を備えるなど、高い拡張性を備えるのが特徴だ。3.5インチベイを外せば、最大32センチ程度のグラフィックスカードも装着できる。ATX電源ベイも備え、サイズは250(幅)×359(奥行き)×404(高さ)ミリとなる。
そのハイスペックな仕様とともに、Mac Proに似た外観が話題を呼んだが、今回の新色は斬新なカラーリングが注目を集めている。パソコンハウス東映は「ここまで存在感のあるカラーリングだと、同じ形状でももうMac Proには見えないですよね。代理店さんもエンブレムを外してシャー専用にする人が出てくるんじゃないかと冗談を言っていましたよ。まあ、mini-ITXマザーでハイエンドを目指す人にはなかなかのケースだと思います」と評価していた。
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