Windows 8の登場以来、新製品ラッシュが続いているのが入力デバイスだ。先週目立っていたのは、ロジクールのタッチパッド「Wireless Rechargeable Touchpad t650」。8000円弱で出回っており、在庫は潤沢だ。凹凸やボタンのない幅134×奥行き129(ミリ)の表面全体がタッチパッドとなっており、画面端からチャームなどを呼び出すエッジ操作にも対応している。ツートップ秋葉原本店は「Windows 7と8に対応していますが、やはり8用として買っていく方が多いですね。タッチパネル環境がなくても、これがあればひと通りのタッチ操作が堪能できますから」と話していた。
同社からは同じタイミングで、タッチセンサー搭載のワイヤレスマウス「Touch Mouse t620」と「Zone Touch Mouse t400」も登場している。価格は順に7000円弱と5000円弱だ。まだ売れ行きは見えてないと答えるショップが多く、ある店員氏は「注目度は高いですが、実際の売れ行きはこれからでしょう。Windows 8対応マウスは8マシンとつながった状態じゃないと使えない機能が多いので、店頭の試用環境も工夫しないといけないかもしれません。未知数ですが、売れて欲しいです」と難しそうな顔をしていた。
一方、8の新機能とは直接的に関係しない入力デバイスも注目を集めていた。同じくロジクールのUSBキーボード「Washable Keyboard k310」で、価格は3500円前後。シリコンゴムで作られたキートップがベースから浮き上がった状態で固定されているユニークなデザインで、そのまま水洗いできるのが特徴だ。フェイス秋葉原本店は「常に手で触れる道具なので、衛生面を気にする人にはいいかもしれません。そのままの状態ですぐ手洗いできますし、底部には排水口もついています。まあ、大掃除の季節も近いということで、ちょっと触れてみてください」と話している。
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