基幹パーツでは、インテルのLGA 2011対応CPU「Core i7-3970X」が売り出されている。2011年11月に登場した「i7-3960X」の上位モデルで、標準動作クロックが3.3GHzから3.5GHzに、ターボブースト時の最大クロックが3.9GHzから4.0GHzに引き上げられている。TDPも130ワットから150ワットに上昇している点は注意が必要だ。価格は8万6000円弱から9万円のあいだ。
入荷したPC DIY SHOP FreeTは「従来モデルと同じSandy Bridge-Eということで、載せ替え目的で石だけ黙々と買われていく方がいらっしゃいまいますね。ただTDPも上がっているので、より冷却性の高いCPUクーラーに取り換えたほうがいい場合もあるでしょう」と話していた。
LGA 2011にも対応する大型クーラーは、先週Thermalrightから3モデルが投入されている。8500円前後の「Archon SB-E X2」は、14センチファンでヒートシンクを挟み込んだサイドフロータイプのクーラーで、高さは170ミリとなる。同じくサイドフロー型の「Macho Rev.A」は、12センチファン1基を備え、高さは163ミリ。価格は6000円弱だ。4000円ともっとも安い「TRUE Spirit 120M」もサイドフロー型で、12センチファン1基を搭載。高さは143ミリとなる。
TSUKUMO eX.は「大掃除の季節が近づいていることもあって、CPUの載せ替え目的でなくても新たなCPUクーラーを買われていく方はけっこういらっしゃいます。Thermalrightは特にハイエンド志向の方に人気があるので、Core i7-3970X用としてもベターでしょう」と話していた。
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