ツウ好みのBTOメニューがうれしい、薄型軽量な新世代の【快速】ノート──「Endeavor NA601E」徹底検証社長、今度の業務PCはこれがいいです(3/3 ページ)

» 2012年11月20日 10時00分 公開
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リッチなコンテンツを扱う処理もパワフルにこなすパフォーマンス

photo OSは64ビット版のWindows 7 Professionalを選択。セキュリティポリシーによりまだWindows 8は導入できない企業も、BTO対応のエプソンダイレクトPCならWindows 7の各エディションも選択できるので安心してほしい

 ではEndeavor NA601Eのパフォーマンスをチェックしよう。評価機はCore i5-3317U、メモリ8Gバイト、Intel HD Graphics 4000、SSD 128Gバイト、Windows 7 Professional(SP1)といった内容だ。参考までに5年ほど前、もう刷新してもよい時期にあるWindows Vista世代のビジネス向けノートPC(Core 2 Duo L7500搭載)のスコアも併記する。

 まずはエクスペリエンスインデックスのスコアだが、非常にハイレベルだ。SSDの効果でプライマリハードディスクのサブスコアがWindows 7での上限である7.9に達しているほか、そのほかも6.5以上と優秀なスコアをマークしている。これだけのスコアが出ていれば、Windows 7でもWindows 8でも間違いなく快適に操作できる。5年前のシステムと比べれば、その差は歴然としている。


photophoto 今回の評価機におけるWindows 7エクスペリエンスインデックス(画像=左)とストレージ転送速度を計測するCrystalDiskMark 3.0の計測結果(画像=右)。今回の構成は、ビジネスシーンをより効率のよい環境に激変させるであろう超快適なパフォーマンスが得られる

 定番ベンチマークテストの結果も申し分ない。PCMarkVantageのテストは動画や画像を多用するマルチメディア処理を含むが、10000を大きく上回るスコアをマーク。Webブラウズなどの日常操作からオフィス、クリエイティブ処理などひと通りの作業をシミュレートするPCMark7のスコアも4000以上と大変優秀だ。参考までにストリートファイター4ベンチマーク(低負荷)でAランクのスコアが出ていたが、比較的負荷の低いゲームなら十分プレイできるだけの3D描画性能も備えている。

 やはり5年前のPCと比べるとその差は歴然としており、どちらも5倍以上にまでスコアが伸びている。3D描画性能はそれ以上に開きが大きい。CPU、グラフィックス、ストレージ、どの部分でも大きく進歩していることが分かる。

 ビジネス向けPCにそれほど性能は必要ないというイメージがあるかもしれないが、決してそんなことはない。

 PCの処理性能が遅ければ生産性と業務効率に悪い影響が出るうえ、昨今のビジネスの現場で要求される処理性能というものもまた変化してきている。特に、最近はスマートフォンでも高画質でファイルサイズの大きな写真や動画が撮影できることから、扱うコンテンツはどんどんリッチになっている。例えばYouTubeなどにアップするプロモーション用の動画を作成する、写真や動画素材を切り貼りして説得力のあるプレゼンテーション資料を作成するといったように、業務でも写真や動画データを扱うという機会は確実に増えているだろう。そういった用途もスムーズにこなしてこそ新世代のビジネスPCといえ、本機は十分その資格があるわけだ。

photophoto 5年前のノートPCと比較したPCMark7テストの結果(画像=左)、同じくPCMarkVantageテストの結果(画像=右)
photophoto 5年前のノートPCと比較した3DMark06テストの結果(画像=左)、同じく3DMarkVantageテストの結果(画像=右)

 ではバッテリー動作時間はどうか。テストにはBBench1.01(海人氏・作)を用い(802.11n無線LANで常時接続、Bluetoothオフ、60秒間隔での10サイトWeb巡回、10秒間隔でのキーストローク、WebブラウザはInternet Explorer 9を指定、タブブラウズは無効)、電源プランはOS標準の「バランス(ディスプレイの輝度40%)」を利用した。

 結果は残量5%で休止状態へ移行するまで、標準バッテリーで4時間11分、増設バッテリー装着時では7時間2分動作した。公称値にはやや及ばないものの、常時無線LANで接続していることを考えると、標準バッテリーのみでも十分モバイルPCとして戦力になるレベルがある。さらに増設バッテリーを搭載すれば、本格的なモバイル用途にも十分対応できるだろう。ちなみに本機には動作時間をより延長させる可能性が高い電源モード「超省電力モード」も標準で用意されている。

photophoto
photophoto オリジナルの電源管理ユーティリティをプリインストールする。リアルタイムの消費電力や一定期間内の積算電力を確認できる消費電力モニターのほか、Windows電源プランの切り替え、ピークシフト、バッテリー劣化を抑制するための充電設定カスタマイズと、4つの機能に対応している。東日本大震災以来、電力事情は予断を許さない状況が続いているだけにビジネスの現場で重宝される機能だ

「小さめ」+「薄め」「軽め」を兼ね備えた新世代のビジネスノートPC

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 Endeavor NA601Eは、「小さめ」+「薄め」「軽め」のボディに妥協のない「使いやすさ」、構成を選べるフルBTO対応でリーズナブルな価格帯、そしてパワフルな処理性能に実用的なバッテリー駆動時間までも兼ね備えた、非常にバランスのよい仕様が大きな購買ポイントだ。目立った薄さや分かりやすい特徴が好まれる個人向けPCとしては物足りない部分があるかもしれないが、この仕様にはしっかりと理由があり、今後変化していくビジネスシーンのニーズにフィットするものである。

 ビジネス現場の事情を考えれば、据え置きで使うにも(使いやすさを損なわないならば)小さくて軽いほうが扱いやすいし、モバイルで使う場合も(許容できる重さならば)液晶やキーボードが大きくて、端子類もしっかりあったほうがいい。技術の進歩を受けて、そういうちょっと欲張りな要求を満たしていることが新しい。トータルでWindows Vista時代のノートPCから5倍以上になっている処理性能と実用的なバッテリー動作時間を両立できていることも合わせて、まさに新世代ビジネスPCの、1つのカタチを示しているといっても言い過ぎではないだろう。

 さて、気になる価格だが、Core i5-3317U、メモリ2Gバイトメモリ(なお、2012年12月25日17時まで実施するキャンペーンにより、4Gバイトに無償アップグレードが可能)、250Gバイト HDD、スリムDVD-ROMドライブ、Windows 8、無線LANなしの基本構成例で5万9850円からと、かなりリーズナブルだ。

 なお、かなり高性能だった今回の評価機、Core i5-3317U、メモリ8Gバイト(プラス1万2600円)、Intel HD Graphics 4000、128GバイトSSD(プラス1万4700円)、増設バッテリー(プラス2100円)、IEEE802.11a/b/g/n+WiMAX(プラス6300円)、64ビット版Windows 7 Professional(プラス7350円)の構成も10万2900円だ。SSDを256Gバイトにしたら、16Gバイトメモリにしたら、あるいはCPUをより高速なCore i7にしたら……いろいろ好みはあると思うが、そんなニーズにも応えられる。エプソンダイレクトのWebサイトではこのようなカスタマイズシミュレーションも気軽にできるので、オフィスPCの買い換え、新規導入を計画する人はぜひ試してみてほしい。


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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月3日

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