小型系のプラットフォームが充実する中で、来年冒頭から別の方向性に力点を置くというメーカーも多い。ASUSTeKのスタッフは「2013年は小型PCやノートPCに業界全体が寄っていくのは必然的な流れだと思いますが、その中でも、ゲーミングブランドのR.O.G.シリーズの投入に力を入れていこうと考えています」と決意表明していた。
トレンドに従って「mini-ITXマザーの投入に力を入れていく」と話していたギガバイトのブースでも、mini-ITXマザーのとなりで同社最強のグラフィックスカード「GV-N680SO-2GD」を2枚挿ししたデモマシンを走らせており、「ハイエンド志向のニーズにも応えつつ、小型も、というふうにいいとこ取りしていきたいです」と従来どおりのスタンスにトレンドを加味するスタイルを強調している。
一方、MSIはゲーミングノートの国内販売に力を入れていきたいと、別の方向性を明かしていた。「従来のパーツだけでなく、小型軽量では出せないパフォーマンスをオールインワンで提供できたらと思っています」とのこと。また、ノートスタイルとタブレットスタイルが切り替えられるコンバーチブル型のWindows 8マシンも1月を目処に売り出していくという。「10万円を切る価格で売り出せればと思っています」。
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