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» 2012年12月27日 11時00分 UPDATE

モバイラーが選んだ「dynabook R632」:第8回 「OS刷新だけで、こんなに変わるの?」 (1/2)

薄型軽量+満足性能を両立する万能Ultrabook「dynabook R632/W1」だが、新OS「Windows 8」モデルはどうか。実は「ただOSが変わっただけで、意外と……変わるね」と思えたポイントがいくつもあった。

[坪山博貴,ITmedia]

dynabook R632、Windows 8で何が変わる?

photo 「dynabook R632/W1UGK(PR6321UGMNKW)」(東芝ダイレクトWebオリジナルモデル)(カート画面に表示されるクーポン番号入力で割引!「Web割キャンペーン」実施中 2013年1月9日まで)

 つい先日までWindows 7搭載のdynabook R632(Core i5搭載モデル)を使用していた筆者だが、“差し引きプラス*万円ほどで新モデルに刷新できちゃうなら”という計算のもとWindows 7モデルが必要という知人に譲り、幸いなことにR632のWindows 8モデルに刷新できる機会に恵まれた。

 筆者はもちろんPCを業務に使うが、Windows 7で“なければならない”環境にはなく、むしろ積極的にWindows 8は使いたい(もちろん、Windows 8環境の方がある意味“仕事”になる)。当然Windows 8がベストな状態で使い始められるであろうプリインストールモデルを入手したかったという気持ちもあった。

 筆者が導入したのは、東芝の直販サイトWebオリジナルモデルの「dynabook R632/W1UGK(PR6321UGMNKW)」である。CPUにCore i7-3667U vPro(2.0GHz/最大3.2GHz)、8Gバイトメモリ、256GバイトSSD、802.11a/b/g/n+WiMAXコンボモジュール(Centrino Advanced-N+WiMAX 6250)を内蔵する、R632 Webオリジナルモデルの中でも特に快速な仕様となっている。なお、ハードウェアの仕様は2012年夏の最上位モデル「dynabook R632/W1UFK」と同じで、OSをWindows 8に刷新した感じである。タッチパネルは備えないが、そちらより持ち運ぶメインPCとしての使い勝手が重要。13型のサイズ感、重量、速度、バッテリー動作時間、キーボードとタッチパッドの操作性のバランスを重視し、それを満たすモデルとなると……結局R632に落ち着いてしまった。

 大きく変わったのは、ひとまずOSだ。プリインストールするWindows 8の標準エディションは、Windows 7では“Home Premium”エディションに相当する。とりあえずモバイル利用の視点で見てWindows 8への刷新で大きく進化した・変わったと思えたのが、起動や復帰がかなり高速化されたこと。旧R632も仕様としてさほど変わらず、そもそも困らない速度だったが、体感値だけでなく改めて計っても意外と大きな差があった。


photo Windows 8モデル/Windows 7モデル 起動/終了時間の比較

 上の結果は、R632はWindows 7モデルでも独自の高速起動機能が搭載されていたので、これをWindows 8が持つ高速起動機能と合わせるかたちで比較した。起動・復帰は電源ボタンを押してからスタート画面・デスクトップが表示されるまで、終了・スリープ・休止などは操作を指示してから電源インジケータを見て処理の完了を判断している。

 どちらも振動の影響をほぼ無視してよいSSD搭載にて、終了・休止・スリープ移行に要する時間は、即バッグへ放り込める──ということでそこはあまり考えずなくてよいとしても、復帰までの時間が想像以上に高速化されていたのは見逃せない。

 Windows 8搭載の新632も、旧R632と同様にディスプレイオープンと連動してスリープ復帰する機能は当然しっかり備えつつ、ディスプレイを開いている間にパッと復帰する感じ。基本的には待ち時間なしに使い始められる。Windows 8の1秒とWindows 7の4秒、数値単体としてはそれほどの差ではないが、すぐ使いたいときのワンテンポ待つか否かの感覚的な差は意外と大きかったりする。こちら、もうスマートフォンやタブレットに匹敵すると思える感覚である。

 休止(ハイバネーション)からの復帰もかなり速くなっている。上記の表はアプリなどが起動していない状態での休止復帰の時間を計ったものとはいえ、旧機種の18秒に比べた7秒は本当に速い。参考までにブラウザで30ほどのWebサイトを開き、トータルでメモリを3Gバイトほど消費している状態での休止復帰も、10秒ほどで済んだ。

 筆者はモバイル環境での利用機会が多いので、バッテリーを少しでも節約するため次の移動時間が長いと分かっている時は休止状態を使うのだが、OSを変えるだけでここまで利便性が上がるのは正直驚いた。

photophoto OSが異なるので厳密な比較ではないが、基本仕様が同じR632におけるWindows 8とWindows 7のエクスペエンスインデックスの結果
東芝ダイレクト

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