第3位は「マンゴー形iPhone 4S用 ケース」だ。iPhoneをすっぽりと包むマンゴー。サイズは79(幅)×152(高さ)×35(厚さ)ミリと、本物のマンゴーほどのサイズ感だ。そういう無駄なリアル感を追求してしまったところが面白い。
<読者様の反応>
持って電話するのは意外と大変だろうな、ポケットに入らないだろうな、と実用性は皆無だが、ネタとしては一級品。友達へのプレゼントにしてしまおう。この製品はiPhone 4S用だが、ぜひiPhone 5用も出してほしい。
第2位は「ユニークなデザインの傘」。この年齢になっても、たまに傘を剣に見立てて振り回してしまうボクにとっては非常に魅力的に映った。
<読者様の反応>
ラインアップはライフル銃型とサーベル型の2種類だ。ライフル銃型のトリガーを引くと傘が開く仕組みは魅力的だが、中二病患者のボクはサーベル型が気に入った。これを背中に装備し、街中を歩けばいろいろな意味で“勇者”になれそうだ。
第1位は「デジタルフォトフレーム機能付き 光学式マウス」。これは、マウスのグリップ部にディスプレイを搭載し、マウス内に保存した画像のスライドショーが楽しめるという製品だ。
<読者様の反応>
第1位もいわゆる“合体”系の製品となった。マウスとフォトフレームを合体させたわけだが、マウスを持てばディスプレイは見えなくなってしまうのが、なんとも微妙。レビューではいろいろな用途を試してみたが、自分の名前を入れておくのがオススメだ。もちろん、もともと必要ない機能である。
さて、改めてランキングをまとめよう。各製品の発売時期を確認しても、1月から12月までまんべんなく、へんてこグッズが登場した印象だ。
傾向としては、1位のデジタルフォトフレーム機能付き 光学式マウスに代表される“合体”系の製品や、2位となったマンゴー形iPhone 4S用ケースのような実用性を著しく欠いたデザインの製品が多かった。
こうやって振り返ると、1年間よく働いたなとしみじみしてくる。2012年はこれで仕事納めとしよう。2013年もこういった“おバカ”な製品を精力的に取り上げていこう。いや、決して「仕事がつまらないときの息抜き」にしているとか、そういうことはナイデスヨ?
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