IntellectMotionは、プレイヤーの位置マーカー「SMotion」とシューティングガンデバイス「IM Gun」をWebカメラで認識させて、プレイヤーとガンのアクションでFPSのユニットを操作するゲームセットを展示していた。
ユニークなのは、周囲にスタンド「Game Cube」を設置し、そこにぶら下げた多数のショックコードをプレイヤーが装着したハーネスに接続することで、体がゴムの張力で支えられている状況でアクションを行えることだ。
プレイヤーは、ゴムの張力を利用してジャンプしたり敵の攻撃を普通ではありえない姿勢で回避したりといった、ワイヤーアクションならぬ、“ラバー”アクションのような動きが可能になる。
もっとも、“しゃがむ”“左右によける”といった、普通のアクションでもゴムの張力が作用するわけで、よく考えると、かえってプレイヤーの動きを妨げているようにも思えるが、IntellectMotionでは、この“ラバー”アクションFPSを、「ゲームフィットネス」としても訴求しており、納入先もゲームセンターだけでなく、スポーツジムやフィットネスクラブなどを想定しているという。
なお、販売先は法人向けのみで、家庭用として個人に販売する計画は今のところないそうだ。
PC USERでもすでに紹介しているAR.Drone 2.0の編隊デモフライトは、ParrotのブースがあったLas Vegas Convention and World Trade Center South Hall 3でも人気の高い展示の1つで、会期中は常に多くの来場者が集まっていた。
すでに掲載した動画は、2013 CESの初日に撮影したものだが、このときは、まだチューニング途上で、2番機がデモ途中でバッテリーが切れて墜落してたために、最後のアクロバット演技が不完全であったり、撮影したアングルの関係で、ホバリングのソロ演技が映っていなかったりした。
そこで、もう一度、2013 CESの最終日に撮影した動画を掲載して、AR.Drone 2.0の編隊アクロバットフライト「完全版」を見ていただきたいと思う。いやー、私もこんなフライトをプロットしてみたいー!
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