今度はストレージを地道に強化──「Let'snote B11」2013PC春モデル

» 2013年01月30日 14時00分 公開
[ITmedia]

フルHDの大画面ディスプレイでOffice 2013も自由自在に

2012年秋冬モデルでCPUを強化し、2013年春モデルでストレージを強化したLet'snote B11

 「Let'snote B11」の店頭向け新モデルは、Microsoft Office Home & Business 2013の有無が異なる2構成が登場する。2013年春モデルで登場するほかのLet'snoteシリーズがCPUを強化する中、Let'snote B11のCPUはCore i7-3635QM(2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)と変わらない。しかし、データストレージのHDDは容量を750Gバイトに増やしている。

 OSは64ビット版 Windows 8 Pro。液晶ディスプレイは15.6型ワイドで、解像度は1920×1080ドット。本体にはDVDスーパーマルチドライブを内蔵するなど、主な仕様は従来モデルと共通する。チップセットはIntel HM76 Expressを採用し、システムメモリは標準構成でDDR3を4Gバイト実装。本体搭載のインタフェースには、2基のUSB 3.0に1基のUSB 2.0、SDメモリーカードスロット、有線LAN、ステレオスピーカーを備えるほか、映像出力インタフェースとしてHDMIとアナログRGBを用意した。無線接続は、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANが利用できるが、WiMAXとBluetoothは依然として店頭モデルで利用できない。

 ボディデザインも従来モデルから変わらない。サイズは、370.8(幅)×229(奥行き)×31.4〜43.2(厚さ)ミリ。標準構成ではバッテリーパック[L]のみが付属し、これを搭載した状態の重さは約1.895キロになる。なお、オプションでバッテリーパック[S]を用意し、これを搭載した状態の重さは約1.775キロだ。バッテリー駆動時間はバッテリーパック[L]搭載状態で約6時間、バッテリーパック[S]搭載状態で約3時間となる。

 店頭モデルの出荷開始は2月15日からの予定で、実売予想価格は、Microsoft Officeが付属しない構成で17万5000円前後、Microsoft Officeが付属する構成で20万円前後になる見込みだ。

 Web販売限定のマイレッツ倶楽部モデルでも、CPUは、Core i7-3635QM、チップセットはIntel HM76 Expressで従来と共通するが、標準カスタマイズモデルでは、システムメモリの容量を8Gバイト(最大16Gバイト)と増やし、プレミアムエディションでは、データストレージを容量512GバイトのSSDに強化した。無線接続では無線LANのほかにBluetooth v4.0も利用できるが、WiMAX、LTEデータ通信対応の構成はマイレッツ倶楽部モデルでも用意しないのは従来モデルと同様だ。

Let'snote B11店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD/SSD OS 実売価格
Let'snote B11 CF-B11TWABR 大画面2スピンドル HDD強化 Core i7-3635QM(2.4GHz/最大3.4GHz) 4GB(8GB) 750GB HDD 64ビット版 8 Pro 17万5000円前後
CF-B11TWHBR(Officeモデル) 大画面2スピンドル HDD強化 Core i7-3635QM(2.4GHz/最大3.4GHz) 4GB(8GB) 750GB HDD 64ビット版 8 Pro 20万円前後
Let'snote B11店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU vPro/Office 重量
Let'snote B11 CF-B11TWABR 15.6型ワイド 1920×1080 Intel HM76 DVDスーパーマルチ CPU統合 ─/Office Home and Business 2013 1.895キロ(標準バッテリーL)
CF-B11TWHBR(Officeモデル) 15.6型ワイド 1920×1080 Intel HM76 DVDスーパーマルチ CPU統合 ─/Office Home and Business 2013 1.895キロ(標準バッテリーL)

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