いったんディスプレイアームを据え付けてしまえば、さまざまなパターンで活用できる。筆者的には、ディスプレイ背面の死角を活用できるのがお気に入り。例えば、電源タップやドキュメントスキャナーを置いておき、必要なときだけディスプレイを気軽に動かして使える。
筆者が使っているディスプレイアームは、意外と仰角側にも回転するので、見下ろす角度にディスプレイを調節することもできる。そのままアームを持ち上げて、立って原稿を書くような芸当も実現してくれる(といってもキーボードとマウスを置く台は必要になるが)。ずっと座ってると腰痛になりがちなので、ディスプレイを動かしつつ、立ったり座ったりして作業するのもアリかもしれない。
今回の組み合わせでは使いにくかったが、ディスプレイアームの種類によってはペンタブレット対応ディスプレイを据え付けて使うこともできるはずだ。いろいろと夢が膨らんで仕事がはかどる(気分にさせてくれる)ディスプレイアームを、ぜひ導入してみてはいかがだろうか。
Mac雑誌の編集者、IT系ニュースサイトの編集記者を経てライターに。アップルとインターネットが専門分野で、初代iPhoneが発表された「Macworld Expo 2007」や、初音ミクの海外初ライブとなる「MIKUNOPOLIS」、ニコニコ動画史上最大のイベント「ニコニコ超会議」などをがっつり取材した。
近著は「ニコニコ動画めもりある ニコニコ大会議編」(アスキー・メディアワークス)など。個人のTwitterアカウントは「kawauso3」です。
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