ビジネスに最適なUltrabookとは?――「HP EliteBook Folio 9470m」という回答業務利用を徹底追求した新世代クライアントPC(2/2 ページ)

» 2013年01月31日 00時00分 公開
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充実の通信機能、セキュリティ機能も万全

 基本システムには、2コア/4スレッドに対応した第3世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー(開発コード名:Ivy Bridge)を採用。TDP(熱設計電力)が17ワットと低電圧なモデルを用いることで、Ultrabookとしての高性能と省電力を両立している。

 スペックの異なる3つのモデルで展開されており、内容はCPUとデータストレージ、そして標準の保証期間が異なるのみだ。基本仕様は別表の通りだが、基本的な部分はコンシューマー向けのUltrabookに準じている。

 インテル® Core™ i5 プロセッサーもしくはインテル® Core™ i3 プロセッサーを搭載したHP EliteBook Folio 9470mは、Windows 7/8やオフィスアプリケーションが軽快に動く。ストレージは180GバイトのSSD、もしくはキャッシュ用の32GバイトSSDで高速化した320GバイトHDDのハイブリッド構成(インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー対応)を採用し、いずれもUltrabookならではの高速なレスポンスが業務効率の向上を後押ししてくれる。メモリはSO-DIMMスロットを2基用意しており、将来の増設に対応しているのも頼もしい。

HP EliteBook Folio 9470mの主な仕様
モデル名 3217U/14H/4/ 320F/N/o/8D7/M 3317U/14H/4/ 320F/N/o/8D7/M 3427U/14H/4/ 180S/N/o/8D7/M
HP Directplus価格 7万9800円 9万9750円 12万6000円
OS 32ビット版 Windows 7 Professional(SP1) ※64ビット版 Windows 8 Proダウングレード権使用
CPU インテル® Core™ i3-3217U プロセッサー(1.8GHz) インテル® Core™ i5-3317U プロセッサー(1.7GHz/最大2.6GHz) インテル® Core™ i5-3427U プロセッサー(1.8GHz/最大2.8GHz)
チップセット Intel QM77 Express
グラフィックス Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
メモリ 4Gバイト×1(PC3-12800 SO-DIMM)
データストレージ キャッシュ用SSD32Gバイト(mSATA)+HDD 320Gバイト(Serial ATA/7200rpm) キャッシュ用SSD32Gバイト(mSATA)+HDD 320Gバイト(Serial ATA/7200rpm) SSD 180Gバイト(Serial ATA III 6Gbps)
液晶ディスプレイ 14型ワイド(1366×768ドット)
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0
インタフェース DisplayPort 1.1a、アナログRGB出力(ミニD-Sub 15ピン)、有線LAN(RJ45)、ヘッドフォン/マイク兼用、USB 3.0×2、PoweredUSB 3.0(パワーオフUSB充電対応)×1、拡張コネクタ
保証期間 1年間 1年間 3年間
価格は2013年2月1日現在
底面のバッテリーを取り外し、ネジで固定されたカバーを開ければ、ストレージのベイ(写真=左)や、メモリのSO-DIMMスロット2基にアクセスできる(写真=右)

 ビジネス向けの仕様としては、通信機能の充実ぶりが挙げられる。1000BASE-Tの有線LANに、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、そしてBluetooth 4.0も標準搭載する。前述の通り、有線LANポートを備えているほか、無線LANが2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応している点もアドバンテージだ。5GHz帯には、多数の機器で使われている2.4GHz帯に比べて電波干渉が少なく、安定して高速通信を利用できるメリットがある。

 また、セキュリティの認証手段として使われることが多いスマートカードスロットや指紋センサーを標準装備している点もビジネス向けモデルならではだ。TPM 1.2対応のセキュリティチップも内蔵しているため、合わせて利用することで、ハードウェア暗号キーによってデータを強力に保護できるのは見逃せない。

左側面には、社員証など本人認証に使われるスマートカードスロットを搭載(写真=左)。スマートカードスロットはビジネス向けモデルで有用だ。パームレストの右側には指紋センサーも備えており、BIOS、HDD暗号化、Windowsログオンの3段階の認証が一度に行える(写真=右)

 なお、最上位機のCPUにインテル® vProテクノロジーに対応したインテル® Core™ i5-3427Uプロセッサー(1.8GHz/最大2.8GHz)を採用している点も見逃せない。インテル® vProテクノロジーを対応ソフトウェアと合わせて活用することで、セキュリティパッチの適用や暗号化ドライブのロック解除といったセキュリティ管理をネットワーク経由によるリモートで行えるのは、管理コストの低減に効果的だ。

 OSについては、32ビット版Windows 7 Professional(SP1)がプリインストールされている。これは64ビット版Windows 8 Proのダウングレード権ライセンスによるもので、32ビット版のWindows 7 Professional(SP1)を利用せず、64ビット版のWindows 8 Proを使うことも可能だ。

視認性の高い14型ワイド液晶ディスプレイ

1366×768ドット表示の14型ワイド液晶ディスプレイは、ノングレア仕上げを採用。設置環境によって、外光や自分の姿が画面に映り込むことがなく、作業に集中できる

 液晶ディスプレイのサイズは14型ワイドと大きめで、表面が光沢処理されていないノングレア仕上げだ。コンシューマー向けノートPCでは表面を光沢処理したグレア仕上げが主流だが、多くのビジネスシーンでは表面に光を拡散させる特殊な加工が施したノングレア仕上げのほうが適している。グレア仕上げに比べて写真の鮮やかさでは譲るものの、外光や照明が映り込みにくく、長時間の使用でも目にかかる負担が比較的小さいメリットがあるからだ。

 画面の表示解像度は1366×768ドットに対応する。Windows 7の登場後は標準的に使われている解像度で、Windows 8におけるWindowsストアアプリのスナップ機能を利用するための動作要件(1366×768ドット以上)も満たす。コンシューマーではより高解像度のパネルが好まれる傾向も出てきているが、幅広いビジネスシーンでの長期運用を想定すると、画面サイズと視認性のバランスはこれくらいでちょうどよいだろう。

作業効率を高める使い勝手のよい入力環境

 ビジネスの能率に直結する入力環境の高いクオリティも特筆できる。

 キーボードは縦横ともにキーピッチ約19ミリを確保したフルサイズキーボードだ。キートップのみを露出させた浮き石型のデザインで、キートップは少ししっとりとした感触があり、指によくなじむ。スイッチの感触も適度に調整されており、長時間入力しても指の負担が少なく、とても打ちやすいキーボードだ。キーボードの下の剛性、組み付けもしっかりしており、意識して強めにタイピングしてもたわみなどは発生しない。

 さらに、キーボードバックライトを装備しており、航空機内など暗い場所で操作する必要がある場合もキートップをしっかり視認してタイプできるのはありがたい。

HPおなじみの浮き石型キーボードは、キーピッチが広く、ゆったりと扱える(写真=左)。キーがフラットで段差がないデザインは、爪の長い女性でも使いやすい。暗所での利用に便利なキーボードバックライトも備えている(写真=右)

 ポインティングデバイスは、スティック型のポイントスティックとタッチパッドの2種類を搭載しており、好きなほうを選んで利用することも、両方を使い分けることも可能だ。ポイントスティックには指をホームポジションから離さずに使えるメリットがある。最小限の指の動きでカーソルを移動でき、文書作成時ではキーボードとの併用がとても使いやすい。

 一方のタッチパッドはマルチタッチジェスチャーに対応し、ポインター操作に専念する場合に有用だ。パッド上で2本指を上下/左右に動かすことで縦横のスクロールを行う機能や、2本指の開閉で拡大縮小を行なう「つまみズーム」が標準で有効になっている。タッチパッドのサイズは実測で99(横)×51(縦)ミリと広く、指を2本置いても十分動かせるスペースがある。

 さらに、タッチパッドの外側から内側へ指を滑らせる動作でWindows 8のチャームの表示などを行う「エッジスワイプ」機能も搭載しているため、ユーザーインタフェースが大きく変わったWindows 8の操作もしやすい(Windows 8 Pro利用時のみ有効)。

 どちらのポインティングデバイスも、クリックボタンは左右独立したものが用意されており、押下した感触も良好だ。部品の加工精度が高いためか、しっかりした押し心地で、押したときにカチカチという安っぽい音がすることもない。実に品のよい操作感が好印象だ。

 なお、キーボードの右奥には、ワイヤレス通信機能(機内モード)のオン/オフを行うボタンと、消音ボタンが並んでいる。どちらも利用機会が多いと思われるだけに、独立して用意されているのは便利だ。

ポインティングデバイスは、手元での細かい操作がしやすいスティック型のポイントスティックと、マルチタッチ対応の多機能なタッチパッド、2つを搭載した豪華仕様だ(写真=左)。キーボードの右奥には、ワイヤレス通信機能と消音のボタンが設けられている(写真=右)

ビジネス向けの条件を完全に満たす、これまでにないUltrabook

 HP EliteBook Folio 9470mは、薄型ボディ、高速なレスポンス、長時間のバッテリー駆動というUltrabookならではの特長に加えて、米軍規格の厳しいテストをクリアした堅牢性に、万が一のときにも速やかに対応できるメンテナンス性、さまざまな職場に対応できる拡張性、そして、大きくて見やすい画面、抜群に使いやすい入力環境、充実した通信機能、業界標準のセキュリティ機能など、ビジネスで即戦力となる装備をもれなく兼ね備えた、これまでにない製品に仕上がっている。

 特定の業務に限らず、幅広いビジネスシーンに対応できる汎用性の高さも併せ持ち、数年前のクライアントPCからリプレースすれば、省スペース性や収納性が格段に向上するだけでなく、生産性も飛躍的に向上するのは疑いのないところだ。

 最後に導入コストだが、前述のように基本スペックの違いで3モデルをラインアップしており、かなりリーズナブルな価格帯から用意されている。最新の価格情報は、同社直販サイトのHP Directplusにてご確認いただきたい。同サイトでは、購入特典などが得られるキャンペーンを定期的に行うため、ビジネス向けPCの新規導入、リプレースを検討しているならば、まずはチェックしてみてはいかがだろうか。

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提供:日本ヒューレット・パッカード株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年2月28日

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